ほんとに凍えるぐらいの冷え込み。事務所も、現場も冷え冷え。
なんでこんな寒いのに仕事に行かなきゃいけないのか…
そりゃ仕事だからだよ。
この寒さ誰か何とかしてください、白米です。
今回からは前回に予告した通り今年握ったデッキ、使ったデッキを紹介していこうかなと思います。
今年CSを含め主に握ったデッキは3つ。
スタートを飾るのは【コントロールプラセクト】です。
以前このブログ内でも紹介したデッキですね。
【デッキ】
序盤からガンガンリソースをブーストしていき必要要件を満たしたらロクワットビートルなどを起点に盤面を埋めていき〆にロンガンカギバ、マンティスバーグを添えるデッキです。
ロンガンカギバで相手のゼクスによる効果の対象になることを防ぎつつ殴ってきたタイミングでマンティスバーグの効果により相手をリソースに叩き込むことで封殺。そのまま返されなければ次ターン再膨大なリソースからアップルカメレオン、ロクワットビートル等の展開札を起点にライフを削り取るといった感じです。
IGOBというシステムを組み込んでいないので、チャージを管理する必要はほぼ皆無。プラセクトの効果のみで戦うこともあり”凄艶大公ヘルソーン”のブースト能力を最大限に活かすことができます。
エクストラの構成もすごく簡易的で
・捲る用のウェイカー(ドラゴンでもなんでも)×3
・繁茂する『恵愛』 イシュタル×1
・安寧たる『倒絡』ニンフルサグ×1
・凄艶大公 ヘルソーン×1
・翠竜の桜翼 娑伽羅×1
この7枚さえ確定で入れておけば残り5枠は好みに応じてカスタマイズできます。
【主要カード】
・龍眼の支配者 ロンガンカギバ
このデッキの軸となるカード。
素で9Cパワー12000の大型ゼクスです。リソース20以上あると自分の6コスト以上のプラセクトが相手のゼクスの効果で選ばれなくなるのでVBや起動効果による単体除去の影響を受けなくなります。基本的にはターンの最後に立ててリソース20到達、次ターンでリソース20を維持しつつ叩きに行くために使います。
デカイ!強い!を体現したカード。
・四皇蟲 断絶刃王マンティスバーグ
みなさんご存じのマンティスバーグ。
相手の除去、自分の面空けなんでもござれ。
基本的に面を埋めた次の自分のターンの始動はここからになります。
・誘いの林檎 アップルカメレオン
このデッキの展開&始動役。
緑4リソでリソースからプラセクトをなんでもリブート登場という驚異の踏み倒し性能かつターン制限なし。このデッキのカードをほぼすべて踏み倒せるので状況によって出すカードをきっちりと判断して使いましょう。
・芳醇装甲ロクワットビートル
展開&始動役その2。
7以上という高コスト帯限定ながらPSにも大型を立てられるカード。
自分のPSにマンティスバーグを立てるのはこの子のお仕事です。
出したあとはロンガンカギバを出したタイミングでリソに戻してアップルカメレオンからもう一度登場だって可能なので一気に面を埋めることができます。
さて主要カードをさくっと紹介しましたがこのデッキの重要ポイントは
・ウェイカーレベル3の達成
・リソース20枚以上を達成できるか
・相手に圧をかけられる盤面を作れるか
この3つになります。
ウェイカーレベル3に関しては構築上ウェイカーアッパーが8枚しかないので割としんどいところです。道中にほぼ確定でヘルソーンをプレイするので少しは軽減できますが、初手でキープした後で引けないとなるとそれでもレベルが2しかありません。”繁茂する『恵愛』イシュタル”の効果でブーストした後に回収を挟むなりして何とか達成したいところです。
リソース20枚以上というのは知っての通りロンガンカギバの擬似絶界の発動に必要なリソース枚数です。出だし段階でリソースが20あってもこのデッキはリソースから射出し展開していくデッキなので否応なしにリソースが減っていきます。なので減らしたリソース分だけ戻さないと意味がありません。
このデッキでその役割を担うのが”惑いを誘う揚羽 スワロウテイル”です。
ウェイカーレベル2で登場時に盤面のプラセクトの枚数だけリソースブーストを行います。つまり最大展開後であれば8ブーストという驚異的なブーストを行えます。
ロクワットビートル、アップルカメレオンの両方に対応しているので見えていれば出しやすいのも◎
相手への圧力は言わずもがな、盤面をどれだけ埋められるかです。
ロンガンカギバ、マンティスバーグといった打点の高いプラセクトを筆頭に全体底上げのオネマアシダカ等でさらに全体打点を強化すると打点の最低ラインが上がり相手に余計なリソースを払わせることもできます。
例えばの話ですがロクワットビートルは素の打点が6500と低めです。
これがオネマアシダカによって+2000されると8500。
5コストのゼクスでは殴り倒せないラインになります。このように如何にして相手に基礎打点の高さと高コスト帯の2方向から圧をかけられるかが大事になります。
【弱点】
それではこのデッキ、何が弱いのか。それはここまでの内容を読んでいれば簡単にわかります。
1.イベント除去に対して圧倒的に弱い
2.あくまで”対象に選ばれない”なので全体効果には無意味。
この2点です。
このデッキのロックを掛ける軸はどこまで行ってもロンガンカギバです。あくまでゼクスの効果で選ばれなくなるだけですのでイベントと全体効果の影響はもろに受けてしまいます。
有名な除去イベントだとやはり筆頭は”リゲル☆クリスマス”
皆さん知っての通りドロー、デッキバウンスによる除去、リソースからリゲル射出とリゲルを代表するカード。こちらに対してはNSのロンガンカギバをそのままデッキに戻されロック解除です。あとはそのまま押し切るだけ。
その逆にゼクスといえば何があるか、代表は”睥睨せし『氾慄』エンリル”です。
シフト時にNSの相手ゼクスを全バウンス。さすがに歯が立ちません。お手上げです。
その他にも”LastDance”や各種除去持ちリソースリンクイベントなどはさすがに対処しきれません。なのでそれらのデッキと当たると盤面を固めてもサラッと返されてしまう可能性があります。
なのでその手のデッキには要注意です。
また膨大なリソースを消費しながら戦っていくのでリソースを奪われると元も子もなくなるのでそこも注意です。
(猫庭や市場、トラなどの相手のリソースを寝かせるカード)
【最後に】
デッキ紹介1発目としてこのデッキを紹介させていただきました。
とりあえずサイズで相手を完全に押し退けるようなデッキです。
イベントをあまり積まず除去をゼクスの効果に頼るデッキに対してはかなり強く出ていけます。
一度埋めてしまって返されなければそのまま勝ちまでほぼ一直線なので楽しいデッキになっていると思います。
では今回はここまで!
次回は黒の世界からあの子がやってきます!
読んでいただきありがとうございました!