白米のZ/X~徒然語~

白米(@HaKu_Mai25)が書き綴るZ/Xブログ。CSの参加記とかヴェスパローゼとかの緑系デッキ構築が9割。当ページはZ/X公式サイト(https://www.zxtcg.com/)の画像を利用しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。

第95回 新規ヴェスパローゼデッキ考察

どうも、白米です。
最近立花さんが書いたリゲル記事にとんでもなく感銘を受けてこんな記事書けるようになりたいと心の底から思いました。
それだけの実力や知見が足りないのでなかなかうまく書けませんけどね。

今回はついに公開されました新規のヴェスパローゼについて書いていきたいと思います。
なお今回は最後のほうに実際に回してみてしっくり来た型の紹介もしていこうと思います。
公開されたのはイデアドライブ、新シフト、そして新規名称の3つです。

【鍵誓『隠者』】きさら

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共通で配られる新シフト。
リソースを落としてからトップをリソースに置く効果は一度誘発したリソースリンクのイベント側をトラッシュに置いてIGOBで山に戻して再利用という方法ができるのでIGOB効果コストの捻出に使うことができます。
下のIGOBに乗った時の効果は任意なので盤面に応じて使いましょう。実際に入れて回すと既存のアルカナシフトである【剣誓『隠者』】きさらとタイミングが若干重なる時がありますが割と出番があったりするかなと思いました。

ローゼス・パラディオン

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待望の専用イデアドライブ。既存のイデアドライブ同様の迎撃とキー3枚消費でリソースの名称を3枚起こすことができます。
キーを3枚消費というのはイデアライズのプレイを含めると合計8枚のキーを要求するためメインデッキに門イベントを積んでいない限りは5ターン目に到達する数値*1になります。
3ターン目IGOBから鍵シフト乗って次ターンでIGOBすれば最速4ターンで使うことも可能ですが個人的にはかなり運が絡むこと、またその場合道中で既存のアルカナシフトを使うことになるのでまず鍵シフトが乗れる状態にないため再現性がかなり低いと判断したので今回は無視します。
こちらも搭載したうえ多分10戦ぐらい回したところ、使用回数は2.3回と思ったほど活用はしませんでした。それでもリソースが3枚起きるだけで取れる行動の選択肢は広がったので使用感としては申し分ないです。

二人でストレッチ ヴェスパローゼ

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8コスト11000の大型ゼクス
往復で使えるコスト7以下の相手ゼクス破壊と特定スクエアから受けるダメージを無効にするの一方を選べる効果を持っています。
ヴェスパローゼにしては珍しく効果そのものがリソースにまったく依存しないのでリソースがなくて効果が発揮できないといった状況に陥りにくく腐りにくい印象です。
またイデアライズとの相性がよくこのカードをPSに立たせることで除去持ちの壁となり、パワーも上述のように11000なのでIGOBに1パンで沈められることもないため受けとして非常に優秀だと感じます。
実際の試合ではIGOBしたターンにこのカード+逃がさないを構えることで相手の攻撃をやすやすと通さない盤面を作れるため今までの逃がさないのみだった防御面での強化がかなり大きいです。
特定スクエアからのダメージ無効はレンジ攻撃の仮想敵として上がるリゲル対面では相手のOBシフトがダメージ無効効果を寄せ付けることなくPSのこのカードを処理できるため少し分が悪く、他のレンジ持ち仮想敵のク・リトに対して使うかどうかのラインのためおまけ程度の認識でいいのかもしれません。

新弾搭載型デッキ

ではここから本題の新弾搭載型デッキについて書いていきます。

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今回の新規カードを組み込んだうえでこのような構築にいたしました。
コンセプトとしては最速4T目イデアライズからPSに新規の8コストを立たせることで相手のIGOB込みの攻撃をしのぎ、次ターンで相手のライフを取りきることを目標としています。
サージェンティエの採用理由としてはイデアドライブのおかげで出せる可能性が増えたこと、最速の3ターン目に8コストを踏み倒すことで相手の攻撃を遅らせることが可能になるため再度採用することになりました。
また今回の構築はVBが抜けていますが。こちらはキーを取れるカード、そしてリソースリンクの有用性(連パン、ブースト、面空け)、そしてなにより逃がさない+8コストの驚異的な耐久性能を考えた結果抜いたという形になります。

マリガン基準としては1ターン目からリソースを回すことができるか、つまりキーが取れるかにおいています。
なのでビーガイストか新生ヴェスパローゼが手札に入ればスタートと考えています。
ビーガイストだと初期リソースにイベントが落ちた場合不安ですので僕個人としては新生ヴェスパローゼなら迷わずといった具合に見てます。

2ターン目以降は同じくアイコン帯、またはパルチザンや共闘を使い、公開領域を増やしながらキーを取っていきます。
パルチザンはリソースの名称を整えつつ、トラッシュにカードを用意できるので個人的には気に入ってます。

3ターン目ですがここはリソースを伸ばしてディンギル、できるのであればIGOB。
またはキーを取りながら様子見でもいいかと思います。ここでIGOBしながら次ターン点を取りきれるルートがあるなら突っ込んでもいいです。ルートが無さそう、または誓いまでいけないのであれば無理せず様子見でいきましょう。

4ターン目はIGOB+イデアからの8コスト着地で相手の次ターンの攻めを受けられるようにしていきます。相手に先にIGOBを許している場合は結構正念場ですが8コスト+逃がさないでなんとか耐えましょう。
逆にこちらが先にIGOBできているのであれば11000を飛ばしながら1回目のIGOBでこちらのライフを削れる火力が出せるデッキはかなり限られるのでチャンスです。

そして5ターン目。
無事ライフを守りきったならばこちらの最大火力、ユグドラシルや神辣蜂姫、サージェンティエ、イデアドライブの効果などから連パンぶつけて一気に攻め落としましょう。

最後に

今回は新規を交えたデッキについて書かせていただきました。
この強化で受けがかなり強くなり、ユグドラシルまで繋げやすくなったのではないかと個人的には思っています。
対面した中であったのは相手がレルムレイザーでエンリル+イデア+その他の攻撃を全て耐えるぐらいの受けができたので個人的にはいい形にできたかなと満足しています。
今回はここまでとなります。
次回は未定ですがまた何かあれば書こうかなって思います。
それではここまで読んでいただきありがとうございました!


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(C)BROCCOLI

*1:毎ターン獲得で4+IGOB2回分で4の合計8