白米のZ/X~徒然語~

白米(@HaKu_Mai25)が書き綴るZ/Xブログ。CSの参加記とかヴェスパローゼとかの緑系デッキ構築が9割。当ページはZ/X公式サイト(https://www.zxtcg.com/)の画像を利用しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。

第82回 イデアヴェスパローゼVer.3

お盆休みも明けてこれで8月も折り返し。
ついでにこの暑さもさっさと折り返してくれませんかね。
どうも白米です。

今回の記事内容は前回記事で予告したようにヴェスパローゼですね。
前回から結構期間が空いてしまいましたがかれこれ1ヶ月ちょい今回の構築で回し続けてるものになります。

デッキ内容

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※エクストラ左下の反射してるカードは”双斧断滅斬 マンティスバーグ”です。
前回上げた分と違う点は下記になります。
・蜂兵群長 サージェンティエの離脱
・先遣蜂兵ハニービーの投入

そこ以外は前回のヴェスパローゼ記事投稿になる第80回イデアヴェスパローゼVer.2と同じになります。
hornet-hakumai1010.hatenablog.com

詳しくは上記リンクよりお確かめください。
ではさっそく今回の変更について書いていきましょう。

サージェンティエの離脱

今回の変更で一番大きいのはサージェンティエが完全に抜けたことです。
少し前までは小型の蜂兵を破壊、大型のヴェスパローゼに変換しそこからさらにパンチ数を伸ばす面空けと展開をこなせる中軸を担うカードで、旧IGOBの時代はIGOBの効果でこのカードをリソースから踏み倒して盤面に蜂兵がいればそこから怒涛の連パンを叩きつけることができたので無くてはならない存在でした。
では現在はというとIGOBは踏み倒しができなくなり、このカードを踏み倒せるカードがメイン数種にエクストラ枠のカードになりました。
主なカードとしては
雄大なる『豊沃』 ニヌルタ 
(”ずっと一緒に くまのもも”と同テキスト)
・双斧断滅斬 マンティスバーグ
・四皇蟲 隷酷女王ヴェスパローゼ
・想い散る魔蜂姫 ヴェスパローゼ
あたりでしょうか。

ここで重要になるのはデッキの枠。
踏み倒し役どちらかとサージェンティエを積んだ場合互いにピン投では必要なときにリソースにある確率はかなり低いです。
またイデアライズという選択肢も生まれたためディンギル固執する必要性も減ったため今回の構築から抜いてみました。
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↑蜂を支え続けた中核カード。今回の構築では一旦お暇を頂戴。

ではその中核が抜けた感触はどうなのか、というところですが存外悪くはありません。
サージェンティエが抜けた枠に入ったカード、パルチザンが相手への牽制とリソース調整を行えるので序盤の安定感をあげてくれます。
また余分なリソリンイベントを落とし、IGOB効果により山に戻して再利用する元々目指していた動きをサポートできます。

ハニービーの投入

それでは次はこちら、ハニービーの投入についてです。
ご存じの方もいると思いますが、盤面にプラセクトが3体以上いるとき緑2C払うことで、リソースから相手PS隣接スクエアにリブートで登場します。
ターン終了時ノーマルスクエアにいる場合破壊されるという効果です。

採用した理由については簡単な話が最後の1点押し込み用です。
お茶会やVBがいない手札にいない時に結構使います。
条件さえ満たしていれば出して相手を叩いてからユグドラシルにシフトしてリソースに戻して再度叩き出すこともできますので相手の除去により1体破壊されてもパンチ数を元に戻すことができます。
ターン制限もないので戻して2C払える限り投げ続けることも可能です。
1パンをむりやり捻出できるので個人的には結構気に入って使っているのと、起動効果で登場するのでアルカナシフトと相性がよくアルカナシフトの自動効果処理でリソリンのイベント側を埋めることで盤面の味方ゼクスをどけながら、優先権起動で登場することも可能です。
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↑地味に役立つカード。詰めのタイミングとかであってよかったと感じる。

また”惑夢のイデア ヴェスパローゼ”から展開した場合、
イデア+踏み倒したヴェスパローゼ+ロイヤルメディックで登場条件をサラッと満たせます。

最後に

上記構築が現在僕の回してるヴェスパローゼになります。
個人的な体感になりますがそれなりに回しやすく面白いデッキになったなと思います。
バタフライドミネーションの恩恵もありますがデッキ全体で結構きっちりと噛み合っているので楽しさもあります。
今回はここまでになります。
次回はアイドル…と行きたいとこですがデッキが無いのでリクエス
などあれば頑張って何かしら書きます。
無ければまた手持ちから書きます。

第81回 マジカル☆プラセクト

今年は珍しく雨のよく降る梅雨でした。
新弾当日も雨でまさに梅雨。
もう梅雨が梅雨しすぎてマジで梅雨って感じるぐらい梅雨っぽい梅雨でした。
……いや、どんだけ梅雨っていうねん(セルフツッコミ)。
そんな中でもめっちゃ元気、どうも白米です。

今回は新弾にて公開された新規テーマ「マジカル」について書いていこうと思います。

マジカルとは

7/23に発売された新弾”輝望<フロンティア>”にて収録されたシャドウ、輝聖に続く複合種族テーマゼクス達です。
マジカルはプラセクトリーファーの複合種族でリーファーが武器となったプラセクトを持ってる絵となります。
(はいそこ、どこぞの魔法少女みたいとか言わない。)
能力としては主にリソースに関する能力を持っていて特にIGアイコンをリソースに置くことで発動するゼロオプティマと関わりが深いです。
では今回公開されたカードを見ていきましょう。

プリモス・マジカル プリムラ

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登場時にリソースの種族条件を満たしていれば山上6枚をみてIGアイコンを持つカードを3枚までリソースに置くことができます。
最大で3ブーストできることが最大の魅力ですがリソース要件が種族縛りでありイベントを積みにくいのがちょっと辛い。
とはいいつつ元よりプラセクトデッキはイベント非搭載になりがちなのでそこまできつくはなさそうな印象です。

似た役割のカードとしては”雲を貫くセコイアビートル”が挙げられます。
セコイアビートルとは
・ブーストできる最大枚数。
・効果発動に盤面を参照しない。
・こちらは2T目にヤグルマオオセイボウから踏み倒せる可能性がある
という点で差別化ができていると思います。
ただし向こうが確実な2ブーストに対してこちらは0~3の不確実なブーストなので安定したブーストでは向こうに軍配が上がります。
一応期待値として毎回平均2ブーストは出来ているので似たり寄ったりではあります。

スイート・マジカル リリアン

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リソースのアイコンの数だけパワーが上がる常在効果。
リソースのアイコンを2枚山に戻すことで隣接するノーマルスクエアの相手ゼクスを全てリソースに送る起動効果。
そしてゼロオプティマ5で自身がIGアイコンを得る効果を持ちます。

アイコン枚数次第ではライフやイグニッションからパワー10000越えの絶界貫通除去を持って出てくる可能性がある子。
リソースでもアイコンを持つことができるので同名がリソースにいる場合、起動効果で山に戻して再度IGヒットを狙うこともできます。ただし往復で打つとアイコンが4枚減るのでリソース内のアイコン枚数をしっかり確保・調整しましょう。
同じようにアイコンを得ることができ、種族の一致する”甲虫女王 ヘルソーン”とは相性がよく、ヘルソーンを山に戻せるためIGの強化が見込めます。
他にもヘルソーンと同じ条件下でアイコンを持つ”殻茸マッシュスネイル”も採用圏内に入りますので、早い段階で条件を満たせればデッキ全体でIGアイコンが最大32枚体制となります。
(実際はオプティマの関係などで多くても27枚。)
IG一発でひっくり返すなんてことも頻繁に起こせそうでとても期待できます。

他の相性のいいカード

ここまで今回公開されたマジカルたちを書いてきました。
ではこの子たちと相性のよさそうなカードってなんだろう?
ってなると思います。次はそこも紹介していきましょう。

プラセクト視点

・芳醇装甲ロクワットビートル
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プラセクト随一の踏み倒し役。
レベルが少し重いものの満たせば大型プラセクトを2体踏み倒すド派手な能力を持っています。
今回の場合リリアンをPSに踏み倒しで出せるので重宝することがあるかもしれません。
以前あげたコントロールプラセクトでも主軸だったのですがまだまだいけます。
ただネックなのはやはりそのレベル。


・輝く双翅 ソムニブルマイスター
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ロクワットビートルからの踏み倒し筆頭候補。
コスト6以下のプラセクトを踏み倒せるのでリソースからプリムラを再度射出し、リソースのアイコン枚数と総枚数を増やすことができます。また自身の打点も10500ときっちりコスト通りの査定なので文句なし。
踏み倒し効果はプラセクトの能力で登場した時にしか発動しないのでそこだけ注意しましょう。
今回のマジカル登場によって個人評価が少しばかり上昇したカードだと思います。

最後に

今回は新カテゴリのマジカルについて
お話しさせてもらいました。
11月以降ですが強化パックなどでさらに
強くなれる可能性を秘めています。
今から11月が待ち遠しいです。転身や魔眼なども含めてどんな強化がもらえるのかいまから楽しみです。
今回はここまでになります。
次回はヴェスパローゼについて書く予定ですのでお待ちください。


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第80回 イデアヴェスパローゼVer.2

ついに7月に突入し月末には新弾発売。アイドルを除きメインプレイヤーたちの新IGOBが出揃いますね。
とりあえずフィーユとユーディの緑系統だけなんとかしようって思ってる白米です。
多分初めてまともにライカン握ったんですけど素直に回せるのがとてもいいです。ただリソースのがごっそり減るのとリソース捻り方が難しいのですがそれもまた楽しいところ。


今回の内容はヴェスパローゼ。
前回書いた分からアップデートしましたので書いていきます。
では早速紹介に移りましょう。

今回のデッキ内容と採用理由

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今回紹介するのはこの画像のデッキ。
前回と変わったところはまずローゼスインダクションが抜け、バタフライドミネーションが入りました。
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このカードの強みは
・手札から使っても使える総リソース枚数は変わらない。
・山札から落ちると純粋に使えるリソースと総枚数が増える。
・相手ターン除去系のリソースリンクを誘発できる

この3点だと思っています。
このカードが現在の環境に置いて注目された理由などについては今回省きます。
(書き出すと本題に入れなくなりそうなので)

では戻しましょう、続いて採用理由です。
当初このカードの枠に入っていたのは”ローゼスインダクション”
ヴェスパローゼの持つ軽量ブーストカードの代表格です。
僕もこのカードを入れて一気に最速IGOBまでもっていこうという構築を以前までしてました。
ただその中で幾度か最速でIGOBまでもっていく場合リソース枚数の不足が発生しました。
例えばですが先攻3T目。
ここでIGOBまでもっていこうとする場合まずリソースを9まで伸ばすことが大前提となります。
*1リソースリンク成立(6)→ディンギル(みえれば7)→ローゼス(9)の流れをできるのであれば全く苦にはなりませんが、先3でディンギルをしてくる可能性が高いデッキ、かつそのディンギル先が名称持ちでアルカナシフトが乗れるがゆえに基本盤面に2体以上のゼクスを残してもらえるなんてことはあまりないです。
(配置次第ではなんとかといった感じ)
またリソースリンク始動も引きに左右されるので割と運頼みな面があります。
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↑強いことは間違いないが3T目に使う場合タイミングが合わない。

そこでバタフライドミネーションを入れることにより、まずリソースの総使用枚数が減らないので誓いを発動させる分のリソースが確保しやすくなるのではとのことで採用しました。
また、きぃとヴェスパローゼまみで落ちた場合もブーストが可能になるので外れくじを減らし、ブーストを楽にかけることができます。

またパルチザンを抜き、共闘を採用してみました。
ここの4枠は今のところかなり悩んでます。
四皇蟲や暗躍など自分のプレイスタイルに合わせて採用してみてもいいかもしれません。
今回僕が共闘を採用した理由は
・リソースの誓い回収&名称調整
・OB効果発動のためのトラッシュ増
・蜂兵+名称持ちであるため
の3点が主です。

実際の使用感

実際に何戦か使ってみたところバタフライドミネーションは結構使い勝手が良かったです。
手打ちでも使用できるリソース枚数が変わらないので先攻でのIGOBが成立しやすくテンポが取れやすく動きやすいです。
ヴェスパローゼのリソースリンクイベントが除去を持っているのでそれを相手ターンに構えることができるというのもいいところでした。
またきぃとヴェスパローゼまみで落とせることは書きましたがその他にも”今日は晴れたから ヴェスパローゼ”で落とすこともできるのでコンボ中に落ちた場合にリソースリンクを故意に誘発させたりできるので自身の面空けなどに役立ちました。
ただ手札はものすごい勢いで減るのでOBの効果や、お茶会、ビーガイスト等を絡めて手札を確保するような動きをしていければと思います。
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↑ドロー効果を持つ主軸組。積極的に効果を使って手札を確保しておきたい。


最後に

今回はかなり走り書き見たい感じになりました。
やっぱりバタフライドミネーション強かったというのが正直な感想です。使えるリソースは減らないけど総リソース枚数は増えるという点が相手に依存せずリソース枚数と名称さえあれば誓える今のイデア環境には適したカードだなという印象を受けました。
ただあまりにもいろんなデッキで採用できるのでそのうちエラッタ等がかかりそうなのが一番心配なところですかね。

今回はここまでとなります。
次回は新弾発売前後で書ければと思います。

*1:括弧内はリソース枚数

第79回 緑単ノーブルグローブ ver.2

ver7月もすぐそこにせまり続々と残っていた新IGOB組も公開され新弾が待ち遠しくなってきました。
そんな中ついにフィーユに手を出した白米です。
思ったより構築が決まらないけどそれもまた楽しいですね。

今回書くのは以前紹介しました緑単ノーブルグローヴのことについてです。
前回記事なんて見てないよって方は下の埋め込みからどうぞ。
hornet-hakumai1010.hatenablog.com

今回のデッキ構築の改善点

今回のデッキ構築の再編成については主に2ヵ所。

  1. 竜域の守護者、大地の爪甲 ノーブルグローブの採用見送り
  2. 上記に代わり相手への妨害手段、リソースのブースト速度、質を強化するカード

この2つが今回改善しようとなった点です。
どちらの項目もこのあと述べていきますのでそちらを確認ください。


”竜域の守護者”については当初2ドローとPSに立つ”桜雅竜ノーブルグローヴ”の防衛手段の1つとして採用していました。ただこのカードを手札に持ってくる方法がドローで引く以外存在しませんでした。また後述するカードの採用を考えると”カラクリ公演会”の方が相性が良いので今回採用見送りに至りました。

”大地の爪甲ノーブルグローヴ”については元々ローリエなど出すための砲台として採用していました。このカードそのものはリソースを伸ばすわけでもなく単にリソースの枚数を減らしてしまいすのでほかのノーブルグローブと違いリソースの枚数を維持できません。リソースリンクから出すことを考えても”彼方の輝き ノーブルグローヴ”や”桜雅竜ノーブルグローヴ”であれば登場時効果にてリソースマイナス分を打ち消せます。また彼方の輝きの効果でリソースからローリエを回収できます。このように採用しなくても回るのではないかという結論に至ったため今回採用を見送ることにしました。


代わって採用されたカード達

では彼らが抜けたことによってできた枠に何を採用するのか。
まずは相手への妨害手段を考えてみようと思います。

現在のデッキで起動効果などによりあいての動きを牽制できるカードは”カラクリ公演会”と”華竜祈装 クシュル”の起動効果に限られます。
これだけでもパワーラインを上げることで相手のパンチ数をずらすことができます。
そこに更に何か追加したいとなったときに浮かんだのがこのカード。
”トリック・サマー ローリエ
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リソースの枚数参照で自ターン中は相手のイベント、相手ターン中は相手の起動効果の発動を封殺します。
このカードの厄介なところは”相手ターンの間起動効果を封じる”というところにあります。
これが何を意味しているのかは簡単に分かると思います。
そう、”相手はIGOBができない”ということに直結します。
イデアライズ環境に入り誓いのカードが起動効果持ちゼクスなったことでこのカードが相手の誓いを封じるカードになったのです。
イデアライズ込みで点を取りに行ったターンどうしても届かないとなった場合PSに立てることで次のターンまでの生き残りにチャンスを残せる可能性もあります。
踏み倒しは出来ないですがリソースの総量を考えるとそこまで踏み倒す必要はないかと思います。



次はリソースのブースト速度、質を強化するカードです。
質を上げつつ確実にブーストを行えるカードという点を鑑みて、今回私が採用したのは”ニノ&クシュル”です。
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名称こそノーブルグローブではありませんが
・リソースの1:2交換
・トラッシュからイベントを手札に構える
・リソースリンクの踏み倒し範囲に入ってる
・桜雅竜に次ぐ10500打点
とスペックは充分で、またリソースにいる余分なリソースリンクイベントをトラッシュに落とし桜雅竜の効果で入れられるようにしたりと役割は多くとれると思います。

それらを2枚づつ入れ替わりで入れることで今回の再編成となります。
そうしてできたのがこちら
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最後に

今回この構築にしてから何度か回しましたがわりとトリックサマーが刺さる場面が多く、使いやすいなと思いました。
今後のカード次第でさらに強力なメタとなる可能性もあります。使う側としてはやめられないですね←
今回はここまでとなります。
次回はヴェスパローゼについて書く予定でいます。

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第78回 現環境緑デッキまとめ

ラジオ会館もついに営業再開し活気が戻りだした秋葉原
このままデュエルスペース完全開放まで無事戻ってほしいと願うばかりの白米です。

さてさて今回は特にデッキ紹介というわけではありませんがこの新環境に入ってからの緑系統のデッキについてさっと見ていくことにします。私個人が対面したり、回した感想からのまとめみたいなものです。
※完全に個人の主観で語っているのでご了承ください。

なお緑t型のデッキ(ロードクリムゾン、アルモタヘル等)は今回考えず緑が軸となっているデッキで考えます。



1.“星覇誓装”青葉千歳(龍膽) ◎
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言わずと知れた強デッキ。
フリーカードが配布されていた3月上旬の七尾杯にてベスト4入賞者の内3人が龍膽ということからその強さは当時から別格。
リソースリンクもイベント側にエラッタが入ったと言えそれでもその強さは健在。
特にリソースのリブート能力に関しては群を抜いており、実際にある枚数以上の行動回数を叩き出せるのも魅力で”雅なるショコラティエ龍膽”を”抜かずの秘剣 龍膽”から投げつつ”【剣誓『皇帝』】千歳”を乗せて戦闘破壊するだけでリソースが4起きる。リソースもそれなりに伸ばせ、上記のようなリブート能力もあるので現在の緑の中では相手より先にIGOBにたどり着ける可能性も高い。
スピニングブラッシュやフロートを採用し連続攻撃にも対応できるようにした青緑型もあり他の緑に比べ柔軟。

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↑効果でライフをトラッシュに送るので条件さえ揃えればLRも関係ない
OBシフトに【運命剣臨】深緑皇チトセという強力な効果を持ったフィニッシャーも存在するので1度OBを許すと次ターンはほぼ一方的に殴られることになりかねない。
イデアライズも軽いキーで出てくることができるのでエクストラプレイの選択肢としては何ら困らず、なによりリソースを別の方面に回せるので扱いやすい。



2.”勇凛誓装”百目鬼きさら(ヴェスパローゼ)〇
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言わずもがなブログ主の愛用デッキ。
同じ緑と比較した場合連パン性能が高く、”蜂兵群長サージェンティエ”が面を空けつつ後続を展開できるため単純なパンチ数なら緑の中では上位。
軽量の”蜂兵”に優秀なカードが多くそれらがヴェスパローゼをサポートして回すイメージ。(個人の感覚)
リソースリンクも使い勝手がよくイベント側は面空けorかパーツ探し、もう一方はリソースブーストと序盤にそうそう殴られない壁になる。
6ディンギルの”きぃとヴェスパローゼまみ”やアルカナシフトの【剣誓『隠者』】きさらなどリソースブースト手段には恵まれているので手札、リソース等の条件さえ満たすことができれば先攻3T目でのOBも視野に入る。
ただ龍膽に比べるとリソースリブートができない点や先攻3T目でIGOBした時の行動回数の少なさで劣ってしまう。
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↑最大級のフィニッシャー。単純に2パン以上追加できるのが強い。
OBシフトの面では【運命剣臨】精霊樹ユグドラシルという大型フィニッシャーがいるのでパンチ数を稼ぐことができる。元々デッキがディンギルよりの構築だったためディンギル枠にも”神辣蜂姫 魔針のヴェスパローゼ”や”双斧断滅斬マンティスバーグ”と優秀なカードが揃っているので状況を見てイデアライズと選択できるのも非常に楽。


3.”華竜祈装”クシュル 〇
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リソースを伸ばす能力に関しては龍膽、ヴェスパローゼを圧倒的に上回り現状ではトップ。
リソースリンクも4Cでヴァインドラゴン無制限踏み倒し、イベント側は低コスト帯のリソース送りと申し分ない。
”桜雅竜 ノーブルグローブ”もリビルドされ実質打点11500のブースト付き、OBの効果を付与すれば15500と驚異のタフネスを誇る。また総リソース数が多いので”カラクリ公演会”や”気高き女王 ローリエ”などのリソースを参照にするカードとのかみ合わせがいい。
ドラゴン系列特有でアルカナシフトにも恵まれているので連続して誓いを拾えるのも魅力。
ただどうあがいても龍膽やヴェスパローゼのように先攻3T目で誓うことは無理に近いので4T目での誓いが基本になることと、先に相手のOBを許しやすいのが辛いところ。
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↑最後の1点を強引にねじ込めるイデアライズ
OBシフトはエンキorエンリルと専用シフト2種あるがどちらも扱いやすく状況に応じて分けられる。エンキかエンリルかはウェイカーをプレイして強いことがほぼなく、盤面をひっくり返すために専らエンリルが採用される。
イデアライズも指定以上のリソース枚数で1点ダメージと相手のOBさえ処理できれば例え相手のライフから生き物が出てきても関係なく点を刻める。


4.最後に
今回は完全に自分の所感のような記事になってしまいまして申し訳ありません。
ほんとに自分のメモ書きのような記事になってしまいました。
この記事を読んで組んでみよういう気持ちの後押しや、何かのヒントか対策などに1㎜でも役立てばうれしい限りです。
今回は製品版が出ていないので省きましたが、7月にはフィーユ、ユーディが控えていますのでそちらも今から楽しみですで。
特にフィーユはイデアライズ版フリーカードが公開されたので今から色々と試してみてもいいと思います。
ではこのあたりで今回は終わりにします。

次回は……何を書こうかな…


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第77回 イデアライズヴェスパローゼVer.1.1

緊急事態宣言がついに解除された先週。
そして今週からは秋葉原のショップも再開しだしてようやくいつもの日常が少しづつ帰って来たなという印象を受けます。
てなわけでどうも白米です。

今回記事にするのはいつも通りと言えばいつも通りのヴェスパローゼ。
型としては以前投稿した仮組みの中でも取り上げたローゼスインダクション採用型です。
では早速行ってみましょう

1.デッキ構築

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〇メインデッキ
・福音獣人 ウェアシロイルカ×1
・開け、惑夢の門×1
・今日は晴れたから ヴェスパローゼ×4
・蜂兵愛嬢パルチザン×4
・蜂兵群長 サージェンティエ×4
・誓いの勇凛 ヴェスパローゼ×4
・薔薇のお茶会 蜂兵女王ヴェスパローゼ×4
・ヴェスパローゼときさら 盲執の絆×4
・ローゼスインダクション×4

・騒霊蜂兵 ビーガイスト×4
・蜂兵女王 慈哀のヴェスパローゼ×4
・蜂兵女王 権謀のヴェスパローゼ×4
・蜂兵軍医 ロイヤルメディック×4
・逃がさない……!×4

〇エクストラ
・【運命剣臨】精霊樹 ユグドラシル×1
・【運命剣臨】召魂士 Ms.百目鬼×1
・剣誓『隠者』きさら×2
・惑夢のイデアヴェスパローゼ×1
・無垢のイデア ガーンデーヴァ×1
・神辣蜂姫 魔針のヴェスパローゼ×1
・きぃとヴェスパローゼまみ×1
・双斧断滅斬 マンティスバーグ×1
・ずっと一緒に くまのもも×1
・安寧たる『到絡』 ニンフルサグ×1
・翠竜の桜翼 娑伽羅×1

2.デッキコンセプト
ローゼスインダクションによる早いブーストから先3T目での誓いを狙いに行くデッキ構築になります。

パルチザンや逃がさない等のトラッシュを肥やすカードを併用してトラッシュに蜂兵を置きローゼスインダクションの弾丸を作ることができれば手札、リソース次第となりますが3T目でのIGOBを狙うことができ、次ターンでそのまま押し切って勝ちというのをゲームプランをベースとしています。
3T目で誓えないと判断したら相手ターン中にブーストを構えるなどして次ターンでIGOB+イデアライズ等で面を制圧して勝負に出ましょう。
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↑1Cのブーストイベント。お茶会と相性がいい
また3T目誓いプランの成功率を上げる、実現しやすくするためメインデッキの構成をアイコン5種×4枚+他7種×4枚+門1枚+ST1枚の最小限の種類で構築しています。
この構築の理念は以前この界隈にて有名人の方と会話していた時に上記のような構築が一番引きムラが少なくなりやすいというのを聞いてそれを形にしてみました。
実際回してみるとピン積み、2枚積みと枚数を削ったカードが無いので欲しいカードが見える確率は体感ですが高く感じます。
またデッキ内1~2枚しかないあのカードが見えないと切り返せないのに見えない、終わってみればライフにいたなどの要素も無いので1枚ライフに埋まっていようがリカバリーがしやすいです。
特定のカードが見えなくて負けという負け筋はそれなりに潰せているのではないかと思います。
個人的な使い勝手としては割と良好です。

別のTCGで例えるなら遊戯王にて最小限のデッキ枚数(40枚)*1で必要パーツで構築して最大限の効率を出すのに類似しているかと思います。
※僕が現役だった2012~2013年頃の話なので現在の環境について考慮してません。

3.最後に
今回紹介した構築はデッキ全体のパーツを最小限に絞り、ドロー等で欲しいカードを最大限に引き込みやすくしてみた構築です。もちろんピン積みや2枚積みなどを否定するつもりは毛頭ありません。
そちらの方がいい構築だってもちろんあります。ヴェスパローゼは何とかそのような形にできたので回していると思ってもらえれば幸いです。
今回ここまでになります。
次回記事についてはほんと何書くか迷っているのでリクエストなどあれば書いてみます。(もちろん書ける範囲で)
もしありましたらTwitterのリプ欄に書き込んでいただければと思います。

では読んでいただきありがとうございました!

*1:遊戯王はメインデッキ枚数が40~60枚の間で構築されるため

第76回 緑単ノーブルグローヴ

ついにドラゴンたちが新IGOBとイデアライズをひっさげ環境に本格参戦。
各ドラゴンがどんな活躍をみせてくれるのか、ここからの環境がますます楽しみでたまらない白米です。

今回は前回記事最後にお話ししましたように、新しいノーブルグローヴについて書いていこうと思います。
といっても僕がノーブルを組むのが数年ぶりなので無知な点もあるかと思います。ご了承ください。
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↑新OBクシュル。相手ターン限定だがスクエアのノーブルグローブのパワーを+4000することができる。

1.デッキ構築

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〇メインデッキ
・桜雅竜 ノーブルグローヴ×4
・彼方の輝く日々 ノーブルグローヴ×4
・祈りの華竜 ノーブルグローヴ×4
・爽籟の星樹ノーブルグローヴ×4
・爽籟に拓け其が星樹×4
・大地の爪甲ノーブルグローヴ×2
・気高い女王ローリエ×2
・カラクリ講演会×2
・竜域の守護者×2
・進め、調和の世界×1
・桜雅の名乗りノーブルグローヴ×1

・碧を断つ十字ノーブルグローヴ×4
・緑界彷徨ノーブルグローヴ×4
・初春の令月 令和×4
・碧玉の大閃光アイヴィーウイング×4
・永き幼竜ノーブルグローヴ×4

○エクストラ
・碧葉竜醒ノーブルグローヴ×1
・爛漫を育む桜華ノーブルグローヴ×1
・大天竜醒テオゴニアス×1
・銀月の『与幻』ナンナル×1
・繁茂する『恵愛』イシュタル×1
・彼女の休息 バーベナ×1
・調和のイデア ノーブルグローヴ×2
・ぴかぴかの新入生 テオゴニアス×1
・恩愛の『黎明』エンキ×1
・【原初剣臨】萌緑神子クシュル×1
・睥睨せし『氾慄』エンリル×1
※テオゴはプロキシを作ってないので裏向きにしてます。

2.コンセプトと戦い方
このデッキを組むにあたって僕がに目指したところはローリエ+イデアノーブルでの空中2点でのフィニッシュ。
なのでそこまでの2点+αを他のカードでもぎ取りにいきます。
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↑今回のフィニッシャー。条件を満たせばエンド時に1点ダメージ。

例えば自身のアイコン帯相手のPSを弾いていきつつリソースリンク効果で桜雅竜を登場させます。
その後登場時効果によりトラッシュからカードをリソースに置けるので”爽籟に拓け其が星樹”をトラッシュから入れます。
するとリソースリンクが誘発し、盤面の3C以下がリソースに戻り面が空くので更に畳みかけます。これで3パンは確保できます。
この行動でリソースの総枚数が+2されリソースの枚数を増やすことができるのでローリエイデアのダメージ圏内リソースを維持し続けられます。
ここで手札にリソースリンクがある場合桜雅竜ではなく彼方の輝く日々等を出すことで同じような動きができます。*1

また今回"大地の爪甲 ノーブルグローブ"を
採用した理由としてはローリエがリソースに落ちた場合拾って出すとなると方法がかなり限られ扱いにくいと感じました。
なのでローリエを射出できる砲台、面を埋めていくための足場役として採用しました。


ただ緑のデッキといえ3T目で誓うのは恐らくですがかなり厳しいと思っているので、基本的には4T目での誓いが主になるのではないかと思います。*2
ですが既存の緑のなかでは最もリソースの総枚数を稼ぎやすいと思います。

3.他候補となるカード
・執行者を喚ぶ影アザゼル
ゼクステンドドライブによってダメージか回復かを選択できる。
”大地の爪甲ノーブルグローヴ”から登場できるので条件さえ用意できれば直接殴らずとも3点が見えやすい。

・煌天断滅の剣レーヴァテイン
アザゼルと同じくゼクステンドドライブを持つカード。
ライフを除外するのでIGOBがいようがお構いなく勝つことができる。
こちらも”大地の爪甲ノーブルグローヴ”登場できる。

・真実を求めて
リソースを10枚起こす豪快なイベント。
リソースリンクなどで割と消費するのであると便利かもしれない。
ただ枠的な面の辛さと手札以外に見えた場合の回収がほぼできない。

4.最後に
ここまで自分のやってみたいことだけを詰め込んだノーブルを書いてきました。
ですが参考になるかどうかは全くもってわかりませんし、このカード群への理解が足りないのでこれで本当に回るのか、勝てるのかどうかもわかりません。
あくまで個人の叩き台として見ていただけるといいかと思います。

ここからもっといい形を見つける足場となれれば幸いです。
もちろん僕も頑張って探します。

今回はここまで!
次回は未定ですがまた6月に書きます!

*1:彼方ノーブルのほうがリソースリンクまで全解決した場合リソースの総枚数の増加は多い

*2:龍譫のようにリブート手段、ヴェスパローゼのように軽量ブースト札がないため