白米のZ/X~徒然語~

白米(@HaKu_Mai25)が書き綴るZ/Xブログ。CSの参加記とかヴェスパローゼとかの緑系デッキ構築が9割。当ページはZ/X公式サイト(https://www.zxtcg.com/)の画像を利用しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。

第116回 アーシア杯参加記

週明けから急に雨。
毎年のように梅雨の間はあまり降らず、梅雨明け後にそれなりに降るのなんでしょうかね。
でも気温が少しばかり落ち着いて嬉しい白米です。

さて、今回の内容は第2.5回アーシア杯参加記という事で早速書いていきましょう。

事前予想

このCS前に結果を残していたデッキは青緑エンジュ
元々防御面が非常に高く、アーク実装に伴い青というドローとバウンスに関する効果をもらったことで一躍環境に躍り出ました。
直前の環境にいたアルモタやヴェスパのように圧倒的な火力を武器に相手を叩きのめすではなく、自分のペースできっちり点を詰めていく感じのデッキといった印象です。
ただし時間が相当時間がかかるデッキらしく、アーシア杯のルールの都合上両社敗北の可能性がそれなりにあるため、握ってくる人はそこまで多くないと思っていました。

もう一つ、青黒ニューも関西のCSで結果を出しており、こちらもそれなりの数いそうだなと思っていました。
なんならエンジュよりこっちの方が母数多そうとまで思ってました。

ということでここを見た時に勝てる、または互角以上に渡り合えるデッキを選ばなくてはいけませんが、所持デッキの6つ中でアークが実装されていないマルディシオン、ロードクリムゾンはさすがにゲームスピードに追い付けない。
ファムはエンジュを突破できる未来が全く見えない。
この時点で3つデッキが消えて残るデッキは3つ。
プリンセスは瞬間的な火力では突破できるかもしれないがそれまでに場を作られてしまうとエンジュはおろかニューすら危うい。
アラネは序盤からイケイケで攻め立てれば整うまでに仕留められるかもしれないが根本的にパーツが足りず揃うのが当日会場のため提出に間に合わない。
そんな消去法もありましたが、火力もそれなりに高く一番使い慣れているヴェスパローゼを握ることにしました。

使用したリストについては直近であげた「卑弥呼ハルピュイア」搭載のやつです。
以前のレシピから打点欲しさにハニービーを搭載しています。

では当日の結果をさっくりと書いていきましょう。

対戦結果

1戦目vsズィーガー 後手●
相手先3でリンデン落ちて完全に持っていかれる。
なんとか耐えようと動くがどうにも処理で手一杯のまま無理矢理ライフを削りに行くもアークを複数回出されたライフはまぁ硬い。お祈り娑伽羅も完全に手遅れとなりそのまま押しきられて負け。
リンデンさえ落ちてなければまだ勝機は十分あった思う。

2戦目vsペクティリス 先手◯
先3でブーストできる札が引けずとりあえず手札を整えながら回すが後手3で相手がABでライフを回復され5点スタート。
先4でなんとか1点取り次のターンに賭けると3点とられて耐えたので、意を決してアークとディンギルでショットを狙いに行ったところライフ貫通で勝ち。前のターンでライフに入ったトロピカルペクティリスが最初の1点目で見えたこと、それ以外ライフに何もいたかったので助かった感。

3戦目vsニュー 後手◯
後手3までにとりあえずアークを引けたので後手3にアークで突っ込み、リンクイベから後続のアークを引き込み2点取り、お茶会を並べて7面埋める。返しに淑女2発、沙悟浄から点を詰めてこられるがライフからことごとく生き物が出て耐えながら、リソースのアークを回収できたため動き出し準備よし。
次のターンにアークを投げながら、紅葉狩りで手札に卑弥呼ハルピュイアを回収。
ゼクステンド警戒でお茶会から殴りそのまま通って勝ち。

4戦目vsイース 後手◯
相手に先3で2点取られるも返しリソリンスタート、アーク投げつつ神辣蜂姫も使い、魔刀2枚をリソに叩き込みそのまま2点取り返し。
先4で相手がキルに来るが生き物が出てきて耐え。後手4でアーク投げつつ面を空けPEX打たせるまで行くもここで生き物登場。
ブレイク+解放持たれてたら敗けだったがそれは割り切って殴りこんだところ、ブレイクはされたが、解放はなく卑弥呼ハルピュイアで2点ぶんどり勝ち。

5戦目vsエンジュ 後手●
ここで想定した初対面。後手を取ってしまったのもあるが3面アークやリソ起こし、ワルコンで取ったライフを回復されるなどほぼ何されてるか分からないまま気づけばライフを地道に削られライフ差敗北。
固すぎてなんの攻撃も通らない、辛い。

6戦目vsエンジュ 後手●
本日2回目。
アークを抜こうとアークで対抗するしかないがこっちがトラッシュから直接回収ができない分向こうの方に分がある。
なんとか攻め込もうとするもやはり盤面が固くて点まで届かない間にワルコン連打で点差を広げられる。
そのまま押しきられて負け。

7戦目vs緑イース 先手●
先手を取って先3でアーク始動から叩きに行く準備ができたタイミングで相手が仲良しランチ、先にブレイクを決められる。
返しで何とかしようと思うもアークが1枚しかなく苦しい展開。なんとか引き込むも1点しかとれず返しで点を詰められる。
詰めるためにアークを探しに行くも、アークが見えず詰めるに詰められない。
そのまま点をとりきれずライフ差敗北

計:3-4
予選敗退

振り返り

今回も総合戦績3-4と勝ち越しを掴めませんでした。
まずこの大会を振り返って僕がデッキの構築を振り返って思った点は
①フィニッシャーにハルピュイアを選んだことが甘かった。
②ハニービーを打点欲しさに採用したのは浅かったか。

主にこの2つです。

①についてですがアイドルが多い環境という事が事前に分かっていたのは周知の事実です。
そのアイドル達に搭載されているのが専用カードの「SHiFT, Make Your Day.」と「iDA, Make your wish come true.」の存在を考えた時ハルピュイアはさすがに甘かったのではと思いました。
このカードのテキストとしてSHiFT側はパワー-9000、iDA側は11000ダメージという効果を持っており相手ターンなら迎撃、自ターン中なら連パンに使える幅が広いテキストです。
この効果は打点8500のハルピュイアそのものを止めることができるためとてつもなく簡単に処理ができます。つまり僕がいくら卑弥呼からハルピュイアで2点もぎ取りに行こうとしてもそのハルピュイアに当てられては2点は通せません。
このようなカードが多い環境でこのフィニッシャーを使ったのはミスだったかなと思いました。

②については打点欲しさにハニービーを採用したのですがこの枠は「呪棘の一刺し ヴェスパローゼ」で良かったかもしれません。
エンジュのような相手に対して無理矢理盤面をこじ開けて点を取るためにはアークをなるべく使いまわすしかありません。
それであればアークをトラッシュからリソ経由で回収するための札であるこのカードを採用した方がよかったのではと思いました。
実際にトラッシュからリソース経由でアークを回収してればエンジュ対面に限らずもう少し楽な試合もあったかもしれません。

最後に

アーシア杯参加記は以上になります。
これで5~7月にかけてのCS連戦がひと段落つきました。
計4回のCSでベスト8が2回、優勝1回の成績をヴェスパローゼと残せたことは非常にうれしくあります。
最後のアーシア杯ではふがいない結果となりましたがこれを機にまた精進します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次は月末、マルディのアークで書きます。