白米のZ/X~徒然語~

白米(@HaKu_Mai25)が書き綴るZ/Xブログ。CSの参加記とかヴェスパローゼとかの緑系デッキ構築が9割。当ページはZ/X公式サイト(https://www.zxtcg.com/)の画像を利用しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。

第118回 赤黒緑マルディシオン前編(デッキ構築、採用理由、ゲームプラン編)

無茶苦茶に暑い今年の夏。
暑すぎて頭がおかしくなりそうな気すらしてきま…
元からおかしいとか言ったやつ誰だオイ。
どうも、帰宅後は冷たい麺類をすすりたい白米です。

さて今回は前回ちょろっとだけ書いた赤黒緑マルディシオン、個人的にはジャンドマルディシオンと呼んでいるデッキについて書いていきます。
多分めっちゃ長くなってしまいそうなので2回に分けます。
今回は構築理由と採用理由、ゲームプランで書いていきます。
次回では今回採用しなかったカード、大会を終えての改良案などを書いていく予定でいます。

では早速行きましょう

デッキ構築


メイン枠
・滅火の煉獄剣 マルディシオン×4
・マルディシオン&イリューダ 魂の再会×4
・饗宴の誘い 黒剣八魂マルディシオン×4
極楽往生剣八魂マルディシオン×4
・踏み鳴らすデヴァステート×4
・ステイシー”τ”モルフォ×3
・神域の歌声 エンリル×3
・バタフライドミネーション×1
・邪剣解放 黒剣八魂マルディシオン×2
・開け、災厄の門×1

イグニッション枠
・黒剣八魂 悪逆のマルディシオン×4
・告死の邪剣 マルディシオン×4
アルタークルセイド・マルディシオン×4
・ステイシー”ζ”ナミ×4
・新人看護師 キャサリン×
・紅炎の解放者アビッソ×2

エクストラ枠
・滅醒斬剣 黒剣八魂マルディシオン×1
ヴォーパルバニーガール イヴ×1
・拉ぎの『兇拐』ラマシュトゥ×1
・蔓延する『悪疾』アッハーズ×1
・優艶の旋律リャナンシー×1
・『冥滅』する神獄エレシュキガル×1
・翠竜の桜翼 娑伽羅×1
・【顕誓『愛邪精神』】ニャルラト×1
・【剣誓『塔』】イリューダ×2
・唯我の神意 ナナヤ×1
・流転の神統 ウェアジャガー×1
・寓話の神夢 アリス×1
・ヘルトーチャー・スラッシュ×1
・カードデバイスの変革者×1
・災厄のイデア マルディシオン×1

デッキ構築にあたって&採用カード抜粋

アークマルディシオンそのものとしては単体で3打点を生成でき、相手ゼクスを除外できるという結構とんでもない効果を持っており他のアークゼクスにも負けではいません。3コス以下にもハンデス可能なアイコンが存在するため出せればハンドと盤面の2つに置いて多少なりの優位を作ることができます。

そして緑のような自分で6リソに到達できるデッキが優位にある環境ということで相手より先にアークをプレイし、ハンデスを行うことで相手の返しを限定的なものに絞りそのまま押し切る。そのような構築を目指しました。

そこを目指して採用したのは新規カテゴリーとして搭載された”ステイシー”。
ノスフェラトゥという種族部分で共通しており、下級ステイシーは名称指定なく扱えるので無理なく組み込めるため扱いやすさも〇。
またリソブ効果を持ったステイシーもいるため当初考えていた先攻3ターン目にアークをプレイすることも可能となっています。
色を増やすことで後述する”神域の歌声 エンリル”のコストとして使う色の組み合わせを増やせることもありシナジーが見込めたので採用するに至りました。

また連パン要員として”踏み荒らすデヴァステート”、”紅炎の解放者アビッソ”を採用しパンチ数もそれなりに出せるようにしました。

ステイシー”τ”モルフォ


2022/8/9時点でのゼクスタプロモで配られているステイシー。
相手ターン終了時の除去のため8面埋められてもコスト次第では1面強引に空けられること、手札に残っている饗宴や極楽往生をトラッシュに送り込むことができるので割と使うことがある。あとは地味に山の回復ができるのもいい。
手札に来すぎたりすると困るが序盤でリソースに置き色確保に使えるので3枚採用。

ステイシー”ζ”ナミ


今回の構築における重要な緑枠。
リソース次第では3ターン目に1ブーストしつつそのまま種族ディンギルであるリャナンシーに繋げ墓地肥し、そこから先3アークプレイに繋げられるため調整段階からかなり活躍してくれました。
またリソースに置く効果はリソース5枚以上からの任意効果のためゲーム前半でリソースに緑があり、ナミを複数枚握っているのであればそのまま序盤に投げてアークやスタリソを探しに行くプレイングも取れます。
もちろん4枚採用。

神域の歌声 エンリル


最後の1打点、デュナミスに使用制限による相手のドライブ封じ、返しの苦し紛れのウェイカーや初手ワールドコンダクターを止める等結構役割を持てるカード。
上述したように赤黒緑の三色構築なので色の組み合わせが広くコストを補いやすいので割と簡単に出せる。
このカードの回収手段が”寓話の神夢 アリス”しかなく破天を使用するしかないのが少し辛いところ。
手元に3枚しかなかったので3枚採用。

踏み荒らすデヴァステート

トーチャーズにおける貴重な連パン補助カード。
破壊するトーチャーズは形式を問わないので殴った後のマルディシオンらをコストに投げるのが一般的な使い方でリソース制限もないため扱いやすいカード。
相手PS周りには出せないが8コストであるため破天アリスのコストにすることで打点に変換することが可能。
キルターンまでになるべく持っておきたいので4枚。

紅炎の解放者 アビッソ

モルフォと同じく2022/8/9時点でのゼクスタプロモで配られているカード、面空けとリムーブ回収を兼ね備えているためアークを除外してそのままアークを回収する芸当も可能。
エンリルと同じくトラッシュからの回収カードがデュナミス依存なのでそこだけは注意。
多すぎると初期リソに埋まった際後々のリソ色事故原因になりかねないので抑えて2枚。

基盤となるゲームプラン

・マリガン基準
先攻の場合はナミ+緑が1枚握れていたらGOしています。
ナミ以外にマルディシオン系統のアイコンが握れていれば上出来。
最大値としては上記3枚とアークマルディが理想です。
後攻の場合もナミ+緑が基本ですが相手が緑系デッキの場合は3ターン目に相手が勝手にブーストしていく都合上、ナミを投げてブーストする必要性がほぼ無いのでアーク+3コスアイコンを握れていればOKです。

・1ターン目
先攻なら緑を置いてしまいナミの条件となる色を確保。告死の邪剣やアルター等で墓地を肥やしていきましょう。後攻であれば引いたカードを見てからリソースに置くカードを考えても問題ないです。
もし手札に”神域の歌声 エンリル”があればここで置いておけば以降全部の色に対応してくれるので扱いやすいです。
ただし後手で対面緑系統の時はなるべくトラッシュを用意しておきたいのでエンリルは置かずに持っておきましょう。

・2ターン目
スタートリソースの起動でPEX化するのを忘れずに。
ここでプレイ出来たらありがたいのは”黒剣八魂 悪逆のマルディシオン”。とりあえず1枚ハンデスができ、墓地にいて欲しいので投げておきたいカードではあります。
ここで1枚削ることができれば少しだけ気が楽かも。

・3ターン目
先攻でリソース条件が揃ってる、盤面にスタートカードまたは他のマルディアイコンがいる、そしてアークが手札にいるなら迷わずナミを投げましょう。
ここで1ブーストしてリソース6到達してから先ほど書いたようにディンギルでリャナンシーを作り墓地肥やし。もしアークが握れていない場合、このリャナンシーで落ちる可能性と落ちた場合スタートカードで回収することを考慮し1枚名称を手札に握っておきましょう。
(持っていることが一番楽なんですけどね)
あとは点を1点でいいので刻み相手のハンドを可能な限りもぎ取りましょう。
先ほどのディンギルの所で墓地が十分であればディンギル先をラマシュトゥなどに変えて追加でハンデスをしてもかまいません。
破天ナナヤでチャージを弾いたりするのもアリです。そこは墓地と相手のスタカの厄介さ等天秤かけたうえで判断しましょう。

後手でも基本的にやることは変わりません。
対面が緑系統の場合はアークから入ることになると思うのでここまでのターンで墓地をなるべく肥やしておきましょう。
とりあえずはアークしたターンに全ハンデスをする勢いで動ければ最高です。

・4ターン目
出来ることならここでキルを取りたいターン。
ここではスタリソが複数枚、そして手札に必要最低限のカードがあること、そして面がそれなりに空いていることを前提として話します。
必要最低限はトラッシュにあるカード、チャージにあるスタカや極楽往生の枚数等で変わりますが、少なくとも手札にアーク1枚+デヴァステート+他手札1~2枚。
チャージにスタートカードが1枚、リソースにスタリソが2枚(総リソース数7)ある想定で書いていきます。

①まずアークをプレイし面除去、そして3以下マルディを2体出す。
ここで相手のリソが全部寝ていてハンドが残っているなら1枚以下にしてドライブを封じておきましょう。
極楽往生もこのタイミングで置けます。
②邪魔な中央のゼクスを殴ってどかしたらPSを殴る(2パン)
③デヴァステートを起動し、出したアークたちを破壊しPS着地。
ここでチャージ超過した場合はトラッシュを確認し、アイコン帯かアークか落とす方を決めます。
アークが手札に無かったりトラッシュにいないならアークを落とし、スタカや極楽往生で回収しましょう。
④デヴァステートを元手に破天アリスを着地。エンリルやデヴァステート等欲しい物を回収しておきましょう。両方揃ってるのであればエンリルのコストになり得るカードお加えておいてもいいでしょう。
⑤そのままアーク2回目で再び展開して相手を殴ります。(展開したやつどれかで1パン)
ここで出すアイコン帯については手札が欲しければドロー効果のある告死剣、相手のハンドを消したいのであれば悪逆と使い分けましょう。
⑥ここでディンギルしてエレシュキガル着地。
トラッシュからアビッソを登場させ先ほど殴ったやつを除外して面空け。
空いたスクエアにエンリルを出して追加3パン。
これで5リソ合計6パンとなります。

⑤以降は手札に2枚目以降のデヴァステートがいるorすでにエンリルを握っているのであればアーク展開後に3パンしてもう一度デヴァステートで破壊し面空け。
そして殴っていない破天アリスとデヴァステートでディンギルしてエレシュキガルを作り先ほどと同じように殴ると8パンになります。

今回はここまで採用したカードとその理由。
大まかな動きを書きました。
次回は前述のとおり採用を見送ったカード、大会を終えての改良案を書いていこうと思います。