白米のZ/X~徒然語~

白米(@HaKu_Mai25)が書き綴るZ/Xブログ。CSの参加記とかヴェスパローゼとかの緑系デッキ構築が9割。当ページはZ/X公式サイト(https://www.zxtcg.com/)の画像を利用しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。

第89回 緑単ヴェスパローゼ(新環境用)

気温が下がってきて冬ももうすぐってところでしょうか。
個人的に冬はコートだパーカーだと色々組み合わせらるので嫌いではないです。”寒いこと”を除けば←

どうも、ディープインパクトのラストラン実況を見て泣きそうになった白米です。
いやあれほんと名実況だからぜひみて、いや全人類見るべき。
”間違いなく飛んだ!!間違いなく飛んだ!!”


さて今回書くのは何とも久しぶり、ヴェスパローゼです。
ここ最近Typeやマジカル、ユーディ、ドグマブレードを回したり他人のデッキを借りて回したりとあれこれやってたのであんまり触ってませんでした。
むしろ他人にヴェスパを貸してたぐらいです。

でもさすがに新環境に入ったこともあるのでちゃんと作り直しましょう。
てなわけで少しばかり組み換えました。
と言ってもそこまで大きくは変わっていないのと、げぼねこさんのデッキ構築を聞いたのでそれを取り入れただけになります。

デッキ構成

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これが現在のデッキ構築となります。
と言っても変わったのは4枚で”クレプス&蜂兵女王ヴェスパローゼ”と
"先遣蜂兵ハニービー"を外して”暗躍の魔姫 ヴェスパローゼ”に切り替えただけになります。
一度抜けたこのカードが帰ってきた理由、それは打点を生成できるカードの不足が原因です。
新弾環境にて搭載された新要素”イデアドライブ”にて相手の3C以下のゼクスの攻撃を一度だけ防ぐことができるようになりました。
ヴェスパローゼとしては元より”薔薇のお茶会ヴェスパローゼ”が存在するのでそこを多少なり掻い潜ることができますがそこを出すための展開役が”今日は晴れたから ヴェスパローゼ”だけだったのでそこを補強するために再度投入する形になりました。
またこのカードの場合出せる蜂兵のコストとスクエアの範囲も相まって”蜂兵愛嬢 パルチザン”をPSに登場させることができるため不要なリソースリンクイベントをトラッシュに落としIGOBの効果コストで戻すことで更にパンチ数を稼げる可能性が出てきます。
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↑相手のイデアドライブを避けられる打点カード。
パワーも結構出るので相手のPSを一撃で抜くことも可能。

また今回の構築はアイコン帯、メイン枠と合わせて
12種×4枚(48枚)+門+STカードの最小のカード種類で構築しています。
この構築は以前ハヤトさんが言っていたことをそのまま使っています。
利点としては
①構成カード種類が少なく全て4枚のため引きムラが少ない。
②初期リソースやライフに1枚落ちたとしても残り3枚が山にある計算になるのでリカバリーが効きやすい。

があるので個人的には結構気に入っている構築になります。
(あくまで個人的所感です。)



回した感想

このデッキ自体作ったのは10月末なので直近2週の土日に回してきました。
感想としてはものすごく打点と面が取りやすく、万が一耐えられたとしてもPSにパルチザンを残せるので受けもそれなりに優秀でした。
そして元々の課題であった展開面についてはリソースに見えやすくなり、安定して”【運命剣臨】精霊樹ユグドラシル”から大型を射出できるようになりました。
このデッキを使ったゼクスタですと11/14、11/15の2日間ですが8試合にて使用し6勝2敗とそれなりの戦績を出すことができました。

ただ何度か回した中でリゲルは超難敵でした。イデアドライブ2発*1+ベストパートナー リゲルを掻い潜るのはなかなか厳しいものがあります。ここに”リゲル☆クリスマスまで”重なろうものならあと1点すら遠く感じます。
打点は出るものの受けが固いデッキはどうにもこうにも辛いところがありました。


最後に

今回は久しぶりにヴェスパローゼの記事となりました。
回してて楽しいのはもちろんですが間にいろんなデッキを挟んでる分久しぶりに回すとまた違った感覚に浸れたのでなんだか不思議な感覚でした。
次のヴェスパローゼの更新予定は12月の新弾カード公開後で考えていますので次回は新弾発売日前日にマジカルの記事をあげるつもりでいます。

ではここまで読んでいただきありがとうございました。

*1:イベント効果と起動効果

第88回 新生マジカル

前回特別企画ってことで書いたダァ謹製の白単ミーリィ。
土曜日に公開したのですが二日間のPV数がその前に書いた僕のType記事を越えました。
中身の文章は僕が書いてるので閲覧数が増えたのは嬉しいのですが、他人のデッキを乗せたら閲覧が増えたというのはなんかうれしいような悔しいような…
少し複雑な気分の白米です。
前回のミーリィって何ぞという人は下にリンクを入れておきますので是非どうぞ。
hornet-hakumai1010.hatenablog.com

だいぶ話がそれました。
今回は先日発売の最新弾にて強化をもらった複合種族カテゴリ"マジカル"について書いていきます。
全体的な効果としてはリソースにあるイグニッションアイコンの枚数を参照し効果を発動させる”ゼロオプティマ”(以降ZO)に関する能力を持ちます。
なのでリソースにアイコンを集める効果、特定の場所でアイコンを持つ効果を多く持ちます。いかにリソースにアイコンを貯められるかが大事になるデッキです。
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↑少し前に登場したスイート・マジカル リリアン。ZO5でアイコンを持ち、リソースのアイコンの数×1000パワーが上昇、リソースのアイコン2枚を山に戻し隣接ノーマルスクエアの相手ゼクス全てをリソース送りというがっつりZOに寄った効果

今回の新弾ではマジカルを含め他の複合種族にも強化が入ったのはみなさんご存じの通り。では他の複合種族同様4種の強化をもらいデッキはどうなったのか早速見ていきましょう。


【デッキ構築】
今回強化をもらって組み直したマジカルはこんな感じになります。

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デッキの写真についてはつい昨日Twitterに上げたやつになります。
メインデッキに一気にマジカル名称が増えかなりカテゴリーとしては安定した動きができるようになりました。
新規のカード、既存のカード双方のマジカルが無理なく採用しやすいので4枚ずつ採用。

ヤグルマオオセイボウは後述するパステル・マジカル ミュオを踏み倒せる&リソースのアイコン枚数の維持ができるので今回採用しました。
その他に最速2T目にプリムラを踏み倒せる可能性もあります。


今回の新規カード
じゃあ追加されたカードたちは何ができるのか、簡潔にですが説明します。今回追加されたマジカルはさきほども書いたように全4種です。
ファンシー・マジカル ソフィー
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登場したときにリソースを入れ替える自動効果。
3C+トラッシュのアイコンをリソースに入れることでリソースから登場する起動効果持ち。
個人的に結構評価しているカードで1T目にコレンゲから入ることができ、なおかつコレンゲが破壊されていた場合このカードをリソースから起動させることでコレンゲをリソースに入れ、コレンゲの効果*1を誘発させることが可能になります。
ターン制限も無いので出してリソに戻せば再度登場することも可能です。

グロウ・マジカル ピペリー
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リソース7以上、緑2Cと手札のマジカル名称1枚をトラッシュに置きリソースから登場する効果と登場時トラッシュからアイコンを持つカードを1枚リソースに置く効果を持ちます。
手札を切るのが少し痛いかもしれませんがリソースに置きたいアイコン持ちを置けばそのままリソースに置くこともできます。
コレンゲをコストで切ってそのコレンゲを入れるなんて芸当も可能です。
このカードも同じくターン制限がありません。

ラブリー・マジカル ポルチュ
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ZO参照でパワー5000、自身のスリープと緑1Cにてリソースからマジカル名称を回収しトラッシュのアイコンをリソースに入れることができます。現状回収効果は何とも言えないところですがパワー上昇効果は割と嬉しいところでもあります。
初期リソに左右されますがそれ次第ではいきなりパワー5000を投げることができます。

パステル・マジカル ミュオ
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リソースとトラッシュでアイコンを得る効果。
ZO5でリソースと手札でコストが2下がり、ZO8でリソースのマジカル名称1体を自分のPSに踏み倒します。
個人的に待ち望んだリリアンの踏み倒し役です。自身もアイコンを持つ効果があるのでリソースではZO参照できるカードかつコスト軽減で4になれるのでリソースから踏み倒せる範囲が大幅に広くなります。
上述したヤグルマオオセイボウやディンギル枠だとずっと一緒に くまのもも(ニヌルタ互換)などの圏内に入ってきます。

【簡単な立ち回り】
では次は簡単な動きを書いていきます。
まず大事なのはマリガン基準です
最大の理想は
”ヤグルマorソフィー+コレンゲ+プリムラ+アイコン”ですがかなりピンポイントすぎるので妥協できる箇所として
”アイコン+2T目始動カード”ぐらいを目標にしましょう。

ゲーム開始からはいかにリソースにアイコンを貯めるかを最優先で考えましょう。あればあるほどいいですがミュオの効果を使うために必要となるZO8を最低限として目指します。

序盤プリムラをヤグルマ、タケノコなどで踏み倒し積極的に使い回してリソースにアイコンを持つカードを貯めていきましょう。もちろんソフィーやピペリーを使用してもいいのですが、使いすぎると後半で相手を叩くためのカードが無くなるので注意です。基本的にマジカルはアイコンしか入れられないのでトラッシュに落ちるとどうしても一度ビーガイストを経由しなくてはいけなくなります。

ある程度溜まればミュオを登場させ盤面を埋めていきましょう。ここではPSに立てるマジカルはリリアンとして考えていきますがルートとしては主に2つあります*2
①ヤグルマオオセイボウ→ミュオ→リリアン
②くまのもも→ミュオ→リリアン

このデッキの場合はこの2ルートがメインとなります。
①のヤグルマオオセイボウ経由の場合ディンギル権が残るので一度PSに別のマジカルを登場させてからディンギルからくまのももで別のミュオからリリアンもアリだと思います。
ただこの場合リソース総数が5ぐらい減るので一度経由するするのであればプリムラが筆頭候補かなと思います。

点の刻み方は上述したピペリーやソフィーをリソースから出して”神辣蜂姫 魔針のヴェスパローゼ”等でリソースに戻し再展開する形。
または有り余るリソースを活かしコルチメコプトを連打して殴りに行く形の2種となります。

【他採用候補カード】
・龍眼の支配者 ロンガンカギバ
リソースの枚数に応じて効果を得るパワー12000の超大型ゼクス
13枚あれば盤面のプラセクトの数だけ敵味方問わずリソース送り。20枚以上でコスト6以上のプラセクトに相手ゼクスの効果で選ばれなくなる耐性を付与します。
主に盤面除去と連パンの為の面空けに使います。
踏み倒し方法*3と準備さえクリアできれば採用は見える。
・散弾旋蛾 サムホークモス
個人的に”ワンチャンないかなー”考えてるカードです。
能力もZO3で発動するのでよっぽどが無ければ発動条件は満たせるのも◎。
こちらも除去と連パン面空け要員。
・パフュームメイカー シャボン
以前ユーディでも紹介したカード。用途はもちろん面空けなのだが今回のようなプラセクトを中心に据えた構築だとリソースに落ちると回収がほぼ効かないため採用するのであれば”プロダクションの花 ミラー”と併用したいところ。

【最後に】
というわけで今回はマジカルについて雑かもしれませんが書きました。
いざ使ってみるとめちゃくちゃな勢いでリソースのアイコンが増えるのでZO8の達成まではあっという間です。
初期リソースとその後の手札次第では早いタイミングでリリアンがライフやIGから出てくることもあるでしょう。また現時点で碧杖契騎 バジルバジル×マジカル・リリアンといった新規が公開されいまからとても楽しみなデッキとなりました。


今回はここまでになります。
次回は何を書くか未定ですのでまた適当に何か書き上げます。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。

*1:コスト4以上のマジカルの能力で置かれた場合デッキトップをリソースに置く効果

*2:ここではリソースからの踏み倒しを想定

*3:一番簡単なのはディンギルの双斧断滅斬 マンティスバーグから出す

第87回 特別企画『白単ミーリィ』feat.ダァ

はい、最近Youtubeにて何かしらの編集した対戦動画上げられないかなって思ってる白米です。
チャンネルは元々ありますし、動画もあるんですが如何せん斜め方向からの撮影なので見づらいこと…
ただ根本的に編集スキルが無いのでまずはそこから勉強ですね←

さてさて前回記事最後に入れました次回予告を盛大にタイトルで裏切っていきましたがそういうことです。

というわけで今回はチームアルストロメリア、”桑山千雪”担当のダァが作成した白単ミーリィです。
皆さんよくご存じの通り、あの『所沢ネフライト』、通称『ヘルテン』産みの親です。
発売から時間がだいぶたってるので大まかなカード紹介などは割愛します。各自調べて下さい。


デッキ内容

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なんと珍しく95%ぐらいまともにミーリィです。
これは何かの幻でしょうか、いいえ現実です。
※あくまで筆者(白米)の所感です。
まぁ冗談はさておき先程言ったようにほぼミーリィで固められていますが、採用カードで結構個性がでているなって感じです。

注目カード
では今回注目したいのはちょっと控えめにしれっと入っているこのカード、”恋が爆発 モテッツ”
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デュナミスに表向きのカードが2枚あるとライフでアイコンを得る常在効果と白2リソ払うことでこのカードをライフに入れ、そのライフから任意のカードを1枚手札かチャージに加えた後、チャージから3C以下のゼクスを登場させる起動効果を持ちます。

いわゆる連パン要員ですね。
このカードから出せる3C以下のカードには優秀なカードが多く、
”じゃがいも初収穫 ミーリィ”
”子供たちのお姉さん ミーリィ”
”可愛いミーリィ”

と選り取り見取りとなっています。
上述通りモテッツの効果でチャージに置くこともできるので、踏み倒したいカードをライフから引っ張ってきて後続のミーリィに繋げることも十分できます。

個人的な見解ですが相手を押し切るだけの打点を作りにくいミーリィに起爆剤として入れることで打点、連パンをしやすいようにしたのでしょう。
実際に白2とチャージが続けばあっという間に面が埋め尽くされ、パンチ数も増えること、またモテッツ自身は当然のごとくエンジェルなので各種エンジェル指定の踏み倒し(キュートアテンダント ミーリィ等)に対応できるのも強みです。

なのでVBミーリィorじゃがいもミーリィ登場*1
→子供たちのお姉さん ミーリィ登場
→キュートアテンダントor可愛いミーリィ*2
と登場させていけば最後に再びモテッツが登場するので白2が続けばもう少しパンチ数を稼ぐことができます。

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↑モテッツからの踏み倒し候補達。
みんなとても優秀。

といった感じでミーリィに足りなかった打点の部分を補うことで瞬間的にでも火力が出せるようにしたデッキですね。
STミーリィが複数積みなのもチャージに任意のカードを置くことでモテッツから展開したいカード等を置きやすいようにとの理由でしょう。
やはり任意でチャージを増やせるカードが弱いわけがなかった。


感想
今回は自分のデッキではなくダァのデッキを紹介する形になりました。
【ボルコン】、【ヘルテン】*3となかなか思いつかないようなデッキを作りあげてくる彼ですが、今回はこのような形でミーリィに足りなかった連パン性能を強化してきました。
やはりこういったデッキは見せてもらったこちらとしてもそれなりに納得できましたし感心しました。
嘘です。わりとちゃんと納得して尊敬しまし…いや尊敬まではいかないか。
兎にも角にもこういった違う視点からデッキを作りあげるという遊び心とそれを形にできる構築力はさすがだなと思います。
わりとデッキ考えるときも違う視点からアイデアをくれるので新しい発見とかひらめきをもらえます。
(時々吸ってるとしか思えないような事も言ってくるけどな…

では今回はここまでになります。
次回は特別企画第2弾か普通の記事のどちらかを書く予定です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

*1:VBはプレイ登場効果なので注意

*2:可愛いミーリィはチャージ枚数注意

*3:両方z/xで作ったデッキです

第86回 新Type.ⅠA-Z

しかし
時は令和 CXは20 サザンはエー
flat工房さんの動画で出てくるこのフレーズ、一度聞いた瞬間耳から離れなくなりました。
投稿動画の内容が近代デュエルマスターズをよく知らない僕でもそれなりに理解できるくらいわかりやすいんですよね。
(最近だとゲンムエンペラー?ってカードが暴れてるってことぐらい)

言い回しも絶妙に面白くて聞いてるだけで楽しいです。
僕もそんな語彙力があればもっとわかりやすいブログが書けるのかな。
そう思ってやまない白米です。

というわけで宣言通り近日(一週間)中に書き上げました
今回書かせていただくのは『Type』です。
先日発売されたゼクメモにて新規IGOBなど様々な新規カードが配られ大幅に強化されました。
というわけでどんなデッキになったのか、さっそく見てみましょう。

・デッキ内容

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おおまかにはこんな感じ
多分いろんなとこでよく見るような構築になってると思います。

デッキ全体での意図
デッキ全体として”ファーストシャドウ アスル”等の名称を持たないゼクスをそれなりに入れている(合計12枚)ので本来VBの枠であるところを目覚た”Type.V”にして名称持ちの数を少し強引に増やしています。

STは当初ヘリオトロープを採用していたのですが思ったほどだったのでリゲルに戻しました。

ここからは大まかなデッキとしての動きになります。

序盤は”Type.XI vs アトラス”や今回収録された新規カードTrust My Heart Type.I “A-Z”を使い手札を回していきます。
ここで3T目に動けるようにファースシャドウ アスルや乙女整備士 カノープス等を手札に抱え込めればベストです。
初手からリソース条件などが揃っているのであれば2T目にカノープスを着地させ、大型のTypeで制圧していってもいいかとおもいます。

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↑登場時の手札入れ替えと相手のコスト3以下バウンス、起動効果でトラッシュから特定の名称を持つゼクスを2枚デッキに戻して1ドローと非常に扱いやすいカードです。

そして中盤、ここまでにアスルやカノープスが引けていれば上々です。
まずはリゲルでもおなじみ5Cウェイカーの”ハーモナイズソード アルダナブ”を登場させていきます。ここでの覚醒条件処理と登場時効果処理でパーツが引き込めれば最悪何とかなります。
後はそのまま電影でアスルにチェンジさせアスル効果でカノープスを登場させれば大型のTypeが追加で沸いてきます
簡単なイメージとしてはこんな具合です。ここではとりあえずアルダナブ効果でTrust My Heart Type.I “A-Z”、カノープス効果でエクストリーム・ダッシュ Type.XIが出てきたとします。

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先攻3T目でこの状況を相手に押し付けられたらかなり上々だと思います。
実際はここにIGヒットや前のターンまでの盤面に存在するゼクスなどで多少変わりますので今回の盤面はそこを考慮してないと考えて下さい。ここで1.2点取れると楽になります。
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ゼクストオンライン特典のカードで8c11000の大型のType。
破壊されたときに手札からコスト3以下のTypeスリープ登場と起動でコスト制限、敵味方問わずのバウンス効果を持つ。


そしてリソース6タイミング。
ここでリソースがType名称だと展開がものすごくしやすくなります。
その理由がこのカードFly to the Sky Type.I “A-Z”です

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↑こちらも今弾収録の新規カード。
リソースのType名称の枚数に応じてドロー、バウンス、展開の3つの能力を持ちます。

このカード、ブランデッドソードアルダナブから出てくるので、IGヒットアルダナブからこのカード経由で大型のTypeが突如として降ってくる可能性もあります。
またこのターンはアルダナブの効果条件を満たしているはずのターンなので手出しから捲れるだけでも一騎当千に暴れ始めます。バウンスもコスト5以上と大型限定ですが面が空けられるので
このカードから展開できるType名称もコスト指定が無いので先程出てきたエクストリームダッシュを出すなどして自身の面空け等を両立できるといいと思います。

ここまで来れば残りは自身のバウンスや展開効果を活かしてビートダウンを決め込んでください。無理かなと思ったらPSにエクストリームダッシュを立てるなりして次ターンがもらえるように動きましょう。

またこのターンのエクストラ使用権は先攻であるなら”ロング・アイランド改”や”億劫なる『沈泥』ラハム”、後手ならIGOBができる可能性があるのでイデアライズが選択肢に入ってきます。

決意のイデア Type.I “A-Z”
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↑新規、Typeのイデアライズです。
同名が表向きになっていれば盤面の5C以上のType全てにレンジ2を付与する常在効果、登場時1ドローしてリソースのType名称3枚につき相手ゼクスを1体手札にバウンスする効果を持っています。

“蒼空契騎”Type.I “A-Z”
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↑登場時のメモリー獲得、そしてデッキトップ5枚確認して任意のカード手札に加え残りをデッキボトムに置く効果と、起動効果で相手ゼクスを一体相手のデッキトップにバウンスする効果を持ちます。
Type持つ5C以上のゼクスであるため、イデアType.I “A-Z”の恩恵を受けることができる

ざっくりとこんな回し方になるとは思います。
もちろん対面やその時の手札状況によって動きは変わるので一概にこれとは言えませんが順当に回せるのであれば一番素直な回し方になると思います。



他メインカード
オリジナルXIII Type.XIII“Md96So”
相手のPSにいるゼクスの起動効果を封じる常在効果とリブートのコスト5以上でType名称ゼクス革命チェンジ入れ替えする効果を持ったType名称のゼクス
PS限定ですが相手ゼクスの起動能力を封じられるので迎撃効果を持つゼクスを一時的に無効化できます。
入れ替え先のカードはデッキボトムに送られ、手札には加わらないので電影とごっちゃにならないよう注意しましょう。
僕は一度やらかしました、はい。

オリジナルXIII Type.XI “Ze31Po”
今回リビルドされ収録された初代XI。
元々兼ね備えていた往復での6C以下バウンスに追加で、青4C支払い手札からデッキボトムに送ることで2ドロー&コスト3以下のType名称をNSに登場させることができます。
追加された効果は展開まで一通り解決すれば事実上1Cで2ドローしていることになるので扱いやすい効果だと思います。

オリジナルXIII Type.IV “Pr07Ve”
こちらもリビルド組。
登場時にデッキトップ7枚をみて好きなカードを好きな順番でデッキ上に置き、残りをデッキ下に置きます。そのあと1ドローできます。
3T目にアスル→カノープスから捲れるととてつもなく強いカード。
次のターンのドロー、IGまでを確定させることができるため動きを作りやすい。


・最後に
今回はTypeについて長くなりましたが書かせていただきました。
僕自体、青系統のデッキを握ったことがほぼ皆無であり、かなり拙い記事になってしまったかもしれません。
今回はアイコン枠にType.Vを採用しましたが、他の選択肢としてヴィクトリーコール ポラリスやP指定VB等を指すのももちろんありですし、メイン枠にクールポリスを採用したり、アスル無しの構築など人によって差が出るデッキかなと思いますので割といろんなデッキを見て参考にして見て自分の方を模索するのがいいと思います。

というわけで今回はここまでになります。
次回は新環境直前ということでこの半年握ってきたヴェスパローゼの行きついた構築を紹介しようと思います。
では、ありがとうございました!

第85回 9月所沢合宿

リアルの忙しさで9月は1本しか記事が書けませんでした。
今月から頑張ります。
てなわけでどうも、最近何故か営業兼加工担当者になった白米です。
時間がかっつかつなんですけどこれいかに。

というわけで今回書くのは9月の4連休に所沢Z/X会のメンバーにて河口湖まで合宿にいってきました。
前回がたしか年明けの1月だったのでおよそ8ヶ月振りですかね。
前述の通り行き先は河口湖、山梨県にある湖です(多分、きっと)。
出発当日僕が午前中会社にて会議だったので2グループに分けて出発する形になりました。
なお、僕がこの合宿に持ち込んだデッキは全部で3つ。
・ヴェスパローゼ
・赤黒ギガンティック(ドグマブレード)
・ユーディ

となります。
主にヴェスパローゼの回し方確認と他対面したデッキに置ける立ち回りとかをメインでやる予定で持っていきました。

途中SAで休憩したり渋滞に巻き込まれることおおよそ3時間ぐらい。目的地である宿に到着しました。

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この写真自体は2日目に撮ったものですが
結構広くきれいだったので満足でした。
ちなみに構造的にはリビングがあって上にロフト、そして地下1.2階が寝室といった具合です。

一日目はそのまま夕飯、そしてゼクスしてとりあえず寝ました。
と言っても寝たのは深夜3時だったか4時だったか。


二日目は朝からゼクスするやつ、FGOの周回するやつ、はたまたVtuberの配信視聴に勤しむやつともはや「これなんの合宿だっけ」状態。
もちろん、僕はちゃんとゼクスしてました。プリズムと対面したりティラノと対面したりと色んな対面で多少なりともプレイングを磨きました。
(コラそこ、元々のプレイングが低いとか言わない)

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ここで対面してるのはダァとTKR。
握ってるのはTKRがク・リト(借り物)でダァがミーリィ(?)です。


そしてこの二日目の夜、メインイベントでもある所沢CSが開催されました。

所沢CSといってもそんなガッチガチのお堅いやつじゃないです。
そんなリゲルロードクリムゾンク・リトはいません。今回の所沢CSのベースとなっているのは松川CS
元々はFairyProject、通称フェアプロさん達が動画で上げていたDMの松川CSゼクス版でやってみたってところです。
ちなみに起案者はTKR。なかなかいいことやるやん、雀の涙ぐらい見直したで。

といってもどんなCSやねんって人もいると思いますので簡単にルールを説明しますと

お互いに握るデッキは同じ、完全ミラー勝負。
言ってしまえば構築が同じデッキで対戦してうまく扱えるのはどっちだろって感じだと思ってください。つまりデッキ相性が悪いとかの言い訳は無意味です。相手の捲りが強いか、自分のプレイングがお粗末か、はたまた相手のプレイングが上手かって感じでしょうか

そしてこの対戦、なんと勝ち抜き戦です。
つまり最後まで負け続けると初代雑魚の称号を戴冠することになります
(これは一部所沢ルール。)

そんな第一回所沢CSにて使われたデッキは"赤黒ティラノ"
当日使用したリストはこちらになります

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知ってる人から見ればこんな感想が出てくるでしょう
「うわ、懐かしい!」
僕もそう思った一人です。
アルクスに初代クロススピア、さらにはマシャカにサウファ…
もう何年前の環境だよって懐かしさが止まりません。

このデッキを互いに握っていざ開始!
トーナメント方式で対戦していきました。
対戦自体はツイキャス配信して動画を保存してありますので私、白米のツイキャスよりご覧ください。
なお、序盤からかなりテンション高めとなっており猿がゼクスしてるようなかんじになっております。ご了承ください。
具体的には
・謎の奇声
・中指を立てる(実際は人差し指)
・テンション上がりすぎたゆえのプレミ
・IG当たるだけで奇声
など自己責任で見て下さい。


なお結果だけ先に言ってしまうと初代所沢CS優勝(全敗)はTKRでした。
このあと勝ち抜けした組で再度通常トーナメントをして最強vs最弱(TKR)で対戦したところやっぱりTKRが負けました←



ただ終始大盛り上がりだったので企画としてはすごく楽しいものでした。

そんなわけで2泊3日の合宿も無事終わり。
次回もまたどこかで合宿したら書きますしついてくるので配信もしますのでまたご視聴ください。
では最後に思い出をちょこっと貼って終わりにします。
次回はTypeにて記事を書きます。
近日中にあげる予定ですのでお待ちください。
それでは!

~以下回想~


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↑kenn作のプリン。いや、これ美味しいのよ

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↑富士山が見える位置でした(宿舎から少し降りたところ)

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↑寝起きの白米。(TKR撮影)
寝顔を撮られまいと顔を逸らした直後。
なおこのあとTKRに蹴られた模様。

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↑アイスを食うTKR。
撮影したのは恐らくkenn

第84回 緑単ユーディ

9月に入ってもなんら変わらぬこの暑さ。
一体秋気温はいつ来るのやら。
まぁ気温はいいとしましてここまで新弾後のアイドルたちとゼクスタで戦ったわけですがどれもこれもなかなかに強いっす。
いい強化もらったなと思う白米です。

さてさて今回紹介したいと思うのはこちらのデッキ。
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はい、桜街紗那です。つまるところの”ユーディ”ですね。
アイドルじゃないんかい、っていうツッコミは受け付けません←

このカード自体は7月に発売されたB33 輝望<フロンティア>にて収録された新IGOBなので発売されてからすでに1ヶ月ちょいが経過しております。
(それまでに書きたい記事が出てきて後回しになりました。ごめんなさい)

さて気を取り直して本題と行きましょう。

デッキ内容

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恐らくですがかなりシンプルなタイトルの通り単色のユーディ構築です。
ライフリカバリーの枠はリソースからの回収手段を考えてミラーを採用しています。
もともとのユーディだとカーネーション等の面空け持ちがが積まれていましたが、IGOBの効果の都合上扱いが難しく今回は採用を見送りました。
戦術は山からユーディを降らせIGOBの効果でどけてを繰り返し戦います。
ではここから簡単な動きを書いていきます

メインの動き

基本的な動きとして1-2T目は”変幻自在の執事長 桜街家のユーディ”などのアッパーをプレイしてレベルを上げつつキーの取得を目指します。
できることならレベルを2まで持っていけると後がとても楽になります。
特に上記した”変幻自在の執事長 桜街家のユーディ”はアッパーでありつつリソースのゼクスを回収できるので次ターンの動きを補助しやすいカードです。
他にも”目醒めし黒薔薇 桜街家のユーディ””バリカタ一丁!ユーディ”と優秀なアッパーがいますのでこのあたりをプレイしていきましょう。このデッキは”桜街家執事長 黒薔薇のユーディ”が展開の軸になるため効果起動条件となるウェイカーLv.3が必須となります。そのためにもレベルはしっかりと上げておきましょう。
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↑このデッキの展開の主軸となるカード。
IGOBの効果を満たしつつ展開できるので何とかして使いたい。

そして3T目。
ここで打てる手段として一番いいのはなんといっても種族ウェイカーの”華美なる覚醒者 タケノコ”。ここからできることなら1点ぶんどりに行きましょう。出したカードはターン終了時にリソースに戻るので次のターンの糧にできます。
またタケノコから出す候補としてはレベルの上がり具合にもよりますがレベルが足りないとみるなら先ほども紹介した変幻自在の執事長等のアッパー能力持ちを出しましょう。レベルに問題が無ければやサディスティック・ヒーロー ユーディ等の中型ブースト持ちが候補になります。
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↑3T目にプレイするカードしての筆頭候補。
見られる範囲も広いので選択肢は結構ひろがる。

さぁ始まる4T目
自身のリソースが足りているかスタートカードの効果で相手のリソースを6にしてしまいIGOBからスタートしていきましょう。

リソースの枚数にもよりますが余裕があるのであれば”黒薔薇の奏者 ユーディ”からスタートし山札からユーディを展開し、IGOBの効果で相手の邪魔な中型以下のゼクスをリソースにつき返したり、自身のリソースを伸ばすなどしていきます。この時に6Cユーディや蛍火ユーディが捲れると更に展開できます。

イデアライズも展開効果を持っておりリソースからユーディを飛ばせるのでこちらも活用して6Cユーディや蛍火などで山から名称の中型以下をどんどん飛ばしていきましょう。
ここから先は盤面で見てみましょう。

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このようにイデアライズをプレイしてこの盤面まで来ました。
そして相手のPS隣接位置にはアイコンユーディがいます。
この状態でイデアライズの効果を発動させてリソースから執事長が登場。
そして山から何かしらのユーディ(ここでは奏者)を登場させるとこうなります。
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ここで紗那の効果のトリガーとなる山札からのユーディ登場により盤面のコスト5以下のゼクスをリソースに置けるので元々出ていたアイコンのユーディをリソにしまうことで面を開けることができます。
つまり山からユーディを出すたびに5コスト以下のゼクスをリソースに置くことで面を空けることができます。そして殴ったあとで再度アルカナシフト経由や奏者を使い山から出して戻しては出してと殴っていきます。
こんな具合に面を空けながら戦うことができます。
といいつつも「相手PS隣接位置に出した6C以上のユーディはどうするのか」という課題ももちろん残ります。
IGOB紗那では戻せないコスト帯、だけどどかせないと相手を倒すのに邪魔になる…
それへの回答がこちらのカード”パフュームメイカー シャボン”になります。

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同名ターン1回限定ですが自身のノーマルスクエアにある「リーファー」をリソースにコスト関係なく置くことができます。
これで盤面に出ている6C以上のユーディをリソースに戻し、面を一回限りですが作ることができます。
ではリソースに6Cユーディを戻して盤面が次のようになりました。
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当然のごとく相手P周りに2面空きができました。
ならばここからは再展開と行きましょう。アルカナシフトをイデアライズに乗せ、コストを支払い先程リソースに置いた6Cユーディを再度出し効果を誘発、山からゼクスを呼んできましょう。
ここでは変幻自在の執事長が出てきたとして考えます。
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ここでの紗那の処理は自身のデッキトップブーストで構いません。
ではこのまま6Cユーディと変幻自在ユーディで2回攻撃してから、リブートのままの奏者ユーディの効果を使っていきましょう。
このカードは自身をスリープさせトラッシュに置くことで山上5枚を確認してそこから同名以外のユーディを登場させます。
ここでは7Cの蛍火ユーディが登場したとします。
するとここで紗那の効果と今出た蛍火の登場時効果が待機するので先に紗那の効果を解決し、変幻自在ユーディをリソに戻してから蛍火ユーディの効果を処理します。
ここで出るのはなんでもいいのでとりあえず奏者が出た仮定にしましょう。
ここまで処理が終わった盤面がこちら
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このようにまた追加でパンチができます。
といった具合にできるのが紗那の連パンになります。
わりとパンチ数が出るのでよいのですが
一つ悲しい宿命があります。
今ここまで出した盤面ですがターン終了時にIGOBとイデアを残して全てのカードがリソースに返ります。
つまるところ盤面に何も残りません

かといって構えるカードもありませんので相手の好き放題に近い状態になります。
なので動き出したらなんとしてもそのターンのうちに決めるつもりでいてください。

最後に

ざっくりとした動きと内容だけの紹介になりました。
思った以上に動き出すと楽しいデッキで、組み合わせられるカードも多いので色々と試せる面白いデッキとなっています。
今回僕が作ったのは緑単のユーディでしたが他にもできるはずですので探してみてください。
では今回はここまでになります。

次回は多分typeかヴェスパローゼ、マジカルのどれかになるかと思います。

第83回 赤黒ギガンティック(ドグマブレード)

もう8月も終わろうってのにこのうだるような暑さ。
もうほんとに”暑すぎ謙信”って感じですね
…やめて、そんな憐れむような目で見ないで。
これでも正常運転な白米です。

さて今回紹介するデッキは最近Kiriさんという方が公開されました
”赤黒ギガンティック”、通称ドグマブレードです。
本来ドグマブレードといえば遊戯王で有名な先攻1キルデッキですが
Z/Xのドグマブレードはどんな動きをするのか。
ではまずはデッキの内容紹介です。

デッキ紹介

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レシピについてはKiriさんがあげておられたレシピを一部自分の好みに数枚差し替えて運用しています。
例えばカラヒア・ダギナ2投は初期リソースやライフに埋まっていた場合1枚だとリカバリーが効きにくいですが、2枚だとリカバリーが効く可能性が上がります。
カロンとアビッソの比率は面空けをできるカードがもう少し欲しいなと思ったので増やしました。


基本はジェリーマ・アイカブを起点として除外ゾーンのギガンティック4枚をトラッシュに戻し大型の暁十天を登場させ、効果で手札を切る時にHere we goを切ることで効果を誘発、トラッシュからギガンティックを除外しながら展開して除外ゾーンを再び用意、それを可能な限り繰り返し1ターンでのキルを狙います。
途中での面空けはヤクトル・ガイラ、アビッソが行う具合です。

各カードの主な役割

●暁十天ジェリーマ・アイカ
→起点。これを出さないと始まらない。
除外をあらかじめ用意しておくと4T目にPS着地から動きやすい。
3T目に動く場合スピネルペンギンから動くときにHere we goを切ると覚醒条件+Here we go効果コストで5枚準備できるので楽。
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↑このデッキの中心核。このカードを引かないと始まらない。


●暁十天タフリル・ハジェス、暁十天ファザータン・ヘイメナ
→アイカブから投げる打点兼手札を切る役目。
ハジェスは全体バーン、ヘイメナは手札入れ替えができるので状況に応じて使い分け。ヘイメナの手札入れ替え効果はウェイカーLv3からなのでレベル上げをしっかりしておきましょう。基本的にヘイメナの効果で一気に複数枚切ることでグラザーム、Here we goのを同時誘発させたりします。
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↑アイカブから登場する2種とも手札を切れ、かつ盤面を飛ばせる

●暁十天ヤクトル・ガイラ、閻釜の解放アビッソ
→面空け。
アイコン除外の方は4枚除外して発動するので実質ノーコストでアイカブから出せる。デカ物除外も自身のデカ物をどかせば最大3枚捻出できる。
アビッソはチャージを作りつつ面を空けられ、次に書くカラヒア・ダギナを回収できるため相性がいい。
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↑ハンドレスギガンティックでも活躍したカード。とてもえらい。

●暁十天カラヒア・ダギナ

→最後の押し込み役。チャージと手札除外が必要だが単独で2点押し込める連パン性能持ち。一応起動効果発動時に相手ゼクスを1体除外できる効果もついているけどほぼ使わない(と思う)。
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●ドジっ子バレンタインマカロン、回遊する戦慄 グラオザーム

→トラッシュに落ちたHere we goの回収。
カロンはHere we goから出せるので無駄なく回収できる。
手札も切れるので次のギガンティックの用意や墓地の枚数次第ではグラオザームを切ってさらにHere we goの回収など。

回した感想

ゼクスタでKiriさん本人と当たって直接対決し、その面白さに惹かれた作ったこのデッキ。
いざ回してみると結構難しく感じました。
除外のギガンティックの枚数、手札への回収、除外からトラッシュへ戻すカード、そのまた逆もしかり。
ですがその分ひたすら楽しいです。こういったコンボデッキはほとんど握った試しがなかったのでとても新鮮でした。
あとはひたすらHere we goと除外を使いまわしワンキルを狙う姿がフェニックスブレードを使いまわし、なおかつ除外も使いつつワンキルをするというドグマブレードの面影を感じるのかなと思いました。
(違ったらごめんなさい)


そして回せば回すほど分かったことがあります。
このデッキは手札破棄、盤面空け、回収をそれぞれ別のカードで補っています。
先程上に書いたような感じですね。
なので時々どこかで回収ができないや盤面が空けられないなどパーツが足りないってこともあります。
ここからなにが分かったのか、
”単独で” ”手札を捨てられて” ”面を空けられて” ”かつ回収もできる”あいつ。
……そう”疾走する本能 コバルトモノニクス”。
あいつほんとに強かったんだなぁって再認識しました
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↑今年の2月に封神指定。当時の環境でハンドレスギガンティックの中核として環境を走り抜けた

最後に

今回は最近気に入って回してる赤黒ギガンティックについて紹介しました。
回して決まるととても気持ちがいいデッキでありながらパーツのほとんどが安いので安価で組めるかと思います。
なによりまずはこのデッキとあの日対面できたことを感謝したいです。
(Kiriさん、あの日は本当にありがとうございました。)
今回はここまでになります。
次回はユーディについて書こうかで迷っていますので変更の可能性がありますのでご了承ください。

ではありがとうございました。