白米のZ/X~徒然語~

白米(@HaKu_Mai25)が書き綴るZ/Xブログ。CSの参加記とかヴェスパローゼとかの緑系デッキ構築が9割。当ページはZ/X公式サイト(https://www.zxtcg.com/)の画像を利用しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。

新年特別回

新年明けましておめでとうございます。

年末までに1本書く予定でしたが仕事が忙しすぎて書いてる暇なんて微塵もありませんでした、白米です。
昨年中ブログを読んでくれた方も、今回たまたま見たよって方も大変お世話になりました。どうか本年もよろしくお願いいたします。

今回は特別回というわけでデッキ紹介などはありません。
じゃあ何で書いたんだよって思う人、いるんじゃないですか?
私もそう思います

とまぁ茶番はここまでにして。
2020年は某ウイルスのせいでCSもほとんどなくなかなかもどかしい年でした。
2021年は多少なり変わってくれるといいなと願うばかりです。

ただCSがほぼないという影響もあってか珍しく様々なデッキを組むことができました。
2020年に僕が作ったデッキ(既に崩したもあり)をサッと数えたところ
メインクーン
・フィーユ
・ノーブル
・type
ドグマブレード
・ユーディ
・マルディシオン
・ロードクリムゾン

とわりと作っていました。
とりわけロードクリムゾンとマルディシオンは直近1ヶ月以内に作ったやつで楽しく回してます。
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↑直近に作成したロードクリムゾン。めっちゃ楽しいですよ
その点を考えるといろんなデッキに触れた年でもあったなと思います。
今年もいろんなデッキに触って、あわよくはCSに出場して結果を残したい、そんな一年になればいいなと思っています。

そうやってデッキを作ったりCSに出たりするたびにこうやって記事を書いていきますので来年も白米とこのブログを何卒よろしくお願いいたします。

最後になりますが、皆様にとって幸多き一年となるよう祈っております。

2021年 元日 白米

第92回 新規ヴェスパローゼについて

真冬並みの気温だと世間一般ニュースで騒がれる今日この頃。
個人的には12月の半ばなんてほぼ真冬、季節相応の気温だよっと思っています。
え?まだ下がる?冬眠させてください()
どうもほんとに冬眠したい白米です。

ついにリストも公開され発売を目前に控えた「ミラクル!オールゼクスターズ」。
シークレットの数が全22種ありかつWRまでシークレットになってしまいました。
いやーとんでも豪華仕様ですね。
今日はそこから最後に公開された新規のヴェスパローゼ、”新生せし魔蜂姫 ヴェスパローゼ”について少し書いていきます。

”新生せし魔蜂姫 ヴェスパローゼ”について

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登場時にリソースからヴェスパローゼ名称のゼクスを回収した場合デッキトップをリソースに置く入れ替え効果。
リソース13枚以上の時に相手のコスト6以下のゼクスに戦闘ダメージを与えるとそのゼクスを問答無用で破壊する効果を持ちます。

率直なところ一番欲しかった「1T目に殴らずキーを獲得できる」を達成できる名称持ちのカードです。
似たような効果を持つビーガイストとの違いは
・効果の使用にリソースのプラセクト枚数を指定していない。
・その分回収範囲がヴェスパローゼ名称のゼクスに指定されている。

といったところですね。
リソース条件がかなり緩くなっているので初手から殴らずにキーがとれるカードが8枚体制になったため動き出しに安定してキー獲得ができるのでこの部分だけでもかなり優秀だと思います。

2つ目の効果、指定のリソース枚数以上の時に戦闘ダメージを与えると問答無用で破壊できる効果ですが、こちらもいい効果をもらえたなと思います。
相手のPSに出てきて、高い打点を持つカードは上から大型で殴り飛ばすしかありませんがそれをすると他の打点は大抵イデアドライブの圏内となり弾かれる可能性が非常に高いです。
このカードはそこを強引に突破できるため他の打点を残せるところに大きな役割があります。
相手のPSに立つ可能性があるゼクスというとかなり広範囲になりますがここ最近の代表的なカードで真っ先にあがるのは”ガーンデーヴァ&フィーユ”
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相手のライフへの攻撃を2パン分減らせる、そしてパワー9000と高い数値を誇るカードで強デッキと言われているフィーユデッキの防御札です。
今までのヴェスパローゼの場合ここを突破する手段がお茶会とほか105打点、ということで出てくると突破に困る場面が多くありました。
このカードの場合ダメージさえ通せば一発で破壊できるため余分なパンチ数をかけなくてもいいことが強みになります。
このカード自体”今日は晴れたから ヴェスパローゼ”で出てくるため出しやすいのもありがたいところです。

このカードによって変わること

ここまで効果について話してきましたが、ここから構築について書きます。
まずこのカードが入ることによって変わることは
・1T目のキー取得の確率上昇
・デッキ内のヴェスパローゼ名称の増加
・アイコン帯構成の難度上昇

この3つが主になるかと思います。
1つ目のキー取得率については先ほど書いた部分そのままですので割愛、2つ目についても説明するほどのことではないので割愛します。
今回重要なのは3つ目、アイコン帯の構築です。
現在ヴェスパローゼのアイコン帯に採用されてるカードは
・権謀ヴェスパローゼ(VB)
・ロイヤルメディック(LR)
・ビーガイスト
・慈哀ヴェスパローゼ(リソースリンク)
・逃がさないor午後のヴェスパローゼ
あたりが定番ではないかと思います。ここに先ほどの新規が加入となるので枠自体がかなり厳しくなります。
一番抜きたいところとなるとアイコン帯唯一の非名称*1である”逃がさない……!”が最大の候補になりますが、このカードは現在専用イデアドライブが存在しない、敵味方問わず打てる防御兼連パンの札となるためなかなか抜きにくいです。実際この枠を変えたところあれば耐えられたなどの場面があったので個人的な見解になりますが抜くに抜けません。
僕自身ここで躓いていて公開日からずっと何を抜くかで悩み続けています。
ここからは考えられる選択肢をすべて試すしかないかなと思っていますので恐らく自分なりの結論が出せるのはまだ先になるかなと思います。

最後に

今回は新規のカードについてとりあえずまとめる形で書きました。
まとまっているかはわかりませんがちょっとでも理解してもらえればうれしく思います。
このカードそのものはめちゃくちゃ欲しかった効果かつなので嬉しさしかないですね。
今回はここまでになります。次回は年末デッキ紹介企画か新弾の頃かズィーガー杯に出られたらの記事がメインになると思います。
(候補多すぎやろ問題)

ここまでありがとうございました。

*1:ここでは蜂兵、ヴェスパローゼ双方を持たないという意味で扱います。

第91回 ヴェスパローゼ改案

12月になり今年も1か月を切った途端に気温もグッと下がり一気に気候も冬模様。
こんな寒い日にはやっぱりカレーでも…
「お前季節関係なくカレー食ってるだろ」って?
うーんなんの否定もできない。
どうも、12/28の仕事納め&社内大掃除&実家帰省予定の日に取引先に出向くことが確定した白米です。
おたくら仕事しててもうちはもう終わりやねん、しらんがな。

さてさて今回は先日唐突に発表された”封神指定&エラッタです。
今回封神指定を受けたカードは3つ、エラッタとなったカード1つ。
まず封神組ですが
・バタフライドミネーション
・福音獣人 ウェアシロイルカ
・碧玉の大閃光 アイヴィーウィング

といずれも緑のカードから3枚。
エラッタについては”イヴェルべイン エミクス”の絶界範囲の縮小です。
個人的にも遅かれ早かれバタフライドミネーションは封神なりエラッタなりされるだろうなと思っていました。
なんで封神されたかについては運営のコラムを読んでいただければ分かるかと思いますのでここでは割愛します。
総じていうなら妥当といえば妥当としか言えないところばかりです。

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↑今回封神指定された”バタフライドミネーション”。
ロードクリムゾン、アルモタヘルなど多くのデッキに採用されたカードでイデアライズ環境に入ってから一気に株を上げた

所持デッキへの影響

封神指定に関する話はここまでにしておきましょう、本題です

今回の封神指定を受けて所持デッキのなかで一番影響が大きかったのは”ヴェスパローゼ”
アイヴィーウィングこそ採用していないものの、シロイルカ・バタフライドミネーションの2種をがっつり持っていかれました。
これでできなくなった、厳しくなったことはなにかというと
・先3T目でのIGOBルート
・ドミネーションによって手札から絆イベントを埋めることによる防御と面空け
・きぃとヴェスパローゼまみ、今日は晴れたからヴェスパローゼによって山から落ちた際の使えるリソースの純増
シロイルカによる雑な1ブーストからの誓い補助やそれに伴う薔薇のお茶会起動効果による相手ターン1ドロー

など大小問わずそれなりの影響が出ています。
中でも先3誓いルートが厳しくなったことは結構いたいところだと思います。
ですが嘆いたところで仕方ありません。今あるカードプールでの最大限を考える、それが僕たちにできることです。というわけで早速考えていきましょう。

候補となるカード

今回ドミネーションが抜けたことにより空いた枠は最低4枠。
ここで最低と書いたことには理由はもちろん他のカードを減らすなりすればそれ以上に増えるからです。
実際にここに入るカードして候補に挙がるのは誰なのかを書いていきましょう。

1.蜂兵群長サージェンティエ
言わずとしれた面空け・展開をこなせる有用カードで旧OB時代はデッキの主軸であったカードです。
踏み倒し手段が減ったことに伴い抜いていた人もいると思いますが枠が空いたのであれば採用する価値は高いと思います。
ゲームターンが仮に1ターン伸びたのであれば手出しするだけのリソースも確保できると思うので僕個人としては再度デッキに入れるカードとして真っ先に上がりました。
ただし、やはり踏み倒し手段がエクストラに頼らざるをえず、ほぼ手出しになるのが玉に瑕。
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2.魔蜂姫 ヴェスパローゼ
通称”初代”(あくまで個人的な呼び方です)。
リビルドにより回収範囲の強化と除去がついたため悪くない性能になっています。
先ほど挙げたサージェンティエから3T目に立たせることで相手への牽制、さらに次ターン使えるリソースの増加を担ってくれます。
あくまで防御寄りのカードなので頻繁に出てくることは無いですがイデアライズからPSに立てられることも考えると十分かなと思います。
またIGOBに到達するターンが4T目となったことにより毎ターンキーを獲得できていればリソース次第ですがIGOB+イデアライズ+魔蜂姫という盤面を作り上げることも可能になります。
何も考えずに起動効果を使ってブーストすると相手に誓われる可能性が高いので注意しましょう。
(ブースト枚数は任意なのでそこでの調整は可能)
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↑リビルド前のカード画像ためテキストが違うので注意。


3.ローゼスインダクション
イデアライズ環境前にCSで結果を出し大流行した軽量リソブイベント。
盤面にヴェスパローゼがいる前提ですがドミネーションと同コストながら最大2ブーストが可能なカードですね。
少し前に流行ったときはお茶会を出して1コストで唱えてアルカナシフト乗せてとやって3ブースト1ドローと活躍しました。手札消費も1枚なのでドミネーションより手札消費が少ないのも〇。ただしスリープインなのでドミネーションのように使えるリソース数そのままに総リソ―スだけを純増させるような使い方はできません。
(そんな芸当、できたら一発で封神です)
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ここまで書いての感想

ということで今回は代わりに入ってきそうなカードを完全に個人的な視点からですが考えてみました。
いつものごとく個人の見解なので人によって変わると思いますので一つの考えとしてみていただければと思います。

また現時点で来週発売のE25”ミラクル!オールゼクスターズ”や来月発売のB35”想星<キュレーション>”での新規要素があるためそれ次第では大きく変わることも予想されますので現時点で組み替えるならといった形になりますので新規次第ですがアイコン枠に手を付けずドミネーションが抜けたメイン枠でのみ変えた場合を想定して書きました。

次回はもうすぐですが新規が発表されたらそこから書き出します。
がんばって2日ぐらいで上げられたらなって思います。
勢いで書いた自分へのメモ書きみたいな記事ですがここまで見ていただきありがとうございました。

第90回 新IGOBマジカル

もうすぐ11月も終わりで間もなく12月。
今年も残すところあと1ヶ月と考えると早いものですねぇ。
どうも、白米です。

今回は頑張って間に合わせました、明日11/26(木)発売のゼクス最新弾「ジェネレーション・クロス」にてがっつり強化をもらった複合種族組よりマジカルを紹介しようと思います。
どんなことをするカテゴリなのかは前々回の記事にて書いているので割愛します。
新規IGOB、新規カードなどをもらってどう変わったのか。
では早速行きましょう。

デッキ内容

※当然ながら新弾発売前に書いているため一部カラーコピーのプロキシとなっています。
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基本的な動きは変わらずリソースにアイコンをため込みながら動きます。
今までであればここでリリアンを立てて耐えながら相手のライフを削っていくのが基本線でしたが、新規のカード群のおかげで攻撃力が強化されたので相手のライフを削りやすくなりました。
デッキ内の”ファンシー・マジカル ソフィー"の枠ですが”グロウ・マジカル ピペリー”と好みの問題となります。
どちらもリソースからの登場効果ですが、両者の違いとしては
①起動登場時の使用リソース
②ハンドコストの有無

上記2つが最も明確な違いになるかと思います。
私個人としてはハンドコストを使わない、2T目の行動に幅を持たせたい点からソフィーを採用しています。
一応IGOBの効果で手札が増えるとはいえ、誓い+効果コスト+リソース置きで加えた分が相殺されるためこちらの方が動きやすいと考えました。
またデッキの性質上面除去が非常に弱いのでVBヴェスパローゼを採用し、面除去を少しでもできるようにしています
LRの枠をミラーとコルチメコプトの2種に分けた理由はミラーの場合誓い見えていなくても山上5枚から探しに行けるということ、コルチメコプトだと味方をリソースにしまえるので面を空けつつ殴ることができるこという各自のメリットがありますが両方とも捨てきれなかったので今回散らして採用しました。
そして最大の強化ポイント、IGOBとイデア
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手札のマジカルを切ることで山上5枚からマジカル名称3枚をサーチ。
そして手札から任意のカードをリソースにおける効果を持ちます。
手札の枚数は契りを打つ前と同じ枚数に戻り、リソースブーストも可能なのでいいところに落ち着いたと思います。

ではここからはまわし方を交えながら新カードの紹介に移りましょう。

主な動き

まずマリガン基準です。
今回より”サニー・マジカル ナナ”が入ったことにより2T目の動きが増えましたが大まかなマリガン基準はさほど変わらないと思います。
【マジカルアイコン+ナナor(ソフィー)】が見えたらスタートでいいと思います。
この時のアイコンがコレンゲだと相手を殴ることなくキーを得られるのでベストです。
またここで出したアイコンは相手が殴ってこないことの方が多いので、できることなら踏み倒してそのままブーストに繋がるナナを抱えられると楽なので【コレンゲ+ナナ】が見えたら迷わずキープしましょう。初手はこれが見えたとして進めます。
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↑リソースからアイコンを入れつつ出てくるカード。アイコンの枚数の嵩まし、リソースからの強襲にも使える

1ターン目

まずは迷いなくアイコンプレイ。とりあえずコレンゲを出して効果処理、メモリーを獲得してターンエンドです。
この時相手PS隣接位置に立てましょう。先程述べたようにほぼ殴られませんがこうしておくと次ターンもしかしたら1点と言えるかもしれません。

2ターン目

では相手が殴ってこなかったらどうするか。そんな時はナナでアイコンを踏み倒しましょう。
こうすることでトラッシュにマジカル名称のアイコン持ちが置かれるのでナナの登場時効果で1ブーストできます。またここで入るカードがコレンゲなのでさらに追加で1ブーストされます。
この時点でリソースが6になるのでディンギルしてニンフルサグなりナンナルなりつくっても構いません。

3ターン目

前のターンでニンフルサグをプレイしていた場合、メインフェイズ開始時のリソースが8のはずなのでこのターンの手札or山次第で
IGOBまでもっていくことができます。
具体的なルートは2種類ありますがまず大前提は誓いを手札に持っていることです。
①ウェイカー宣言、タケノコからリソースを増やすカードを出しリソースを9以上に伸ばす。
②手札からプリムラ等をプレイ。そのままブーストしてリソース9以上にする。
この2つが主なルートです。
手札にブースト札が無ければタケノコ、あれば手出しといった感じでもいいですが個人的にはタケノコからの方がリソースがエンド時に1枚増えることと、1打点生成できるので優先して狙いたいと思います。
また誓いが手札に無い場合ですが、リソースにあるならポルチュの起動効果で回収することでなんとか繋がる可能性があります。
その場合残りの2Cでなんとか総リソースを1増やしたいのでそこは考えものです。

なお2T目に先ほどのディンギルまで辿れなかった場合はこの3T目のタケノコorプリムラから動き出すことになります。
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↑現状上振れなども加味した場合マジカル最大級のブースト役。
当たり外れの差が大きいものの当たればとんでもないブースト力を誇る

4ターン目

ここはIGOBができているかいなかでキルターンか守りのターンか変わると思いますがまずは3ターン目にIGOBができたと仮定して進めましょう。

ここでやることはとても簡単です。
イデアライズを駆使して面を空け連パンを叩き込みライフを削りましょう。
自分をリソースにしまうこともできるので面は確保がしやすく、"ブライト・マジカル ステラ"といった多面展開役も存在するのでパンチ数は伸ばせます。また最初に上げたようにステラからコルチメコプトを射出することでさらに面を空けることが可能となります。
仮に耐えきられてもミュオ→リリアンを立てることでもしかしたら次ターンも生き残れるかもしれません。
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↑敵味方問わずリソースにおける効果と展開効果をあわせ持つフィニッシャー。
基本的に出したらそのまま勝負を決めてしまいたい

ではIGOBが一回目の場合はどうするか。

ここはひたすら耐えることを意識しましょう。
例えばですがミュオからプリムラを出してアイコン枚数を増加させディンギル。ニヌルタを経由して再びミュオを立ててリリアンをPSに立てることでなんとかして延命しましょう。
ここでアイコンの枚数をできる限り貯めてパワーをなるべく高くしておくと生き残りやすくなるかもしれません。

もし耐えられたら次のターンはこっちが取りに行きましょう。

最後に

今回は新作デッキということで阿多らしくパーツを手に入れたマジカルを
紹介しました。
初出の頃よりアイコンが貯めやすくなりZOも満たしやすくなったため戦いやすくなっています。
リリアンという高パワーかつ範囲の広い除去をもつゼクスもいるため守りもそれなりにか固く、攻め札もあるのでバランスのいいデッキかなと思います。
相手が殴ってリリアンを剥がすしかないデッキに対してはなかなかいい立ち回りができます。
ただしその逆でPSのリリアンを殴ることなく弾けるデッキにはかなり苦戦を強いられるかと思います。
代表格はやはりリゲル。OBシフトが2種ともリリアンに対しての有効打となり、簡単に突破されてしまうため対面したときはかなり厳しくなるかもしれません。

今回はここまでとなります。
ほぼ走り書きかつ感想みたいな感じになってしまったかもしれませんが読んでいただきありがとうございました!
次回はミラゼク?発売前後までに書きます!

第89回 緑単ヴェスパローゼ(新環境用)

気温が下がってきて冬ももうすぐってところでしょうか。
個人的に冬はコートだパーカーだと色々組み合わせらるので嫌いではないです。”寒いこと”を除けば←

どうも、ディープインパクトのラストラン実況を見て泣きそうになった白米です。
いやあれほんと名実況だからぜひみて、いや全人類見るべき。
”間違いなく飛んだ!!間違いなく飛んだ!!”


さて今回書くのは何とも久しぶり、ヴェスパローゼです。
ここ最近Typeやマジカル、ユーディ、ドグマブレードを回したり他人のデッキを借りて回したりとあれこれやってたのであんまり触ってませんでした。
むしろ他人にヴェスパを貸してたぐらいです。

でもさすがに新環境に入ったこともあるのでちゃんと作り直しましょう。
てなわけで少しばかり組み換えました。
と言ってもそこまで大きくは変わっていないのと、げぼねこさんのデッキ構築を聞いたのでそれを取り入れただけになります。

デッキ構成

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これが現在のデッキ構築となります。
と言っても変わったのは4枚で”クレプス&蜂兵女王ヴェスパローゼ”と
"先遣蜂兵ハニービー"を外して”暗躍の魔姫 ヴェスパローゼ”に切り替えただけになります。
一度抜けたこのカードが帰ってきた理由、それは打点を生成できるカードの不足が原因です。
新弾環境にて搭載された新要素”イデアドライブ”にて相手の3C以下のゼクスの攻撃を一度だけ防ぐことができるようになりました。
ヴェスパローゼとしては元より”薔薇のお茶会ヴェスパローゼ”が存在するのでそこを多少なり掻い潜ることができますがそこを出すための展開役が”今日は晴れたから ヴェスパローゼ”だけだったのでそこを補強するために再度投入する形になりました。
またこのカードの場合出せる蜂兵のコストとスクエアの範囲も相まって”蜂兵愛嬢 パルチザン”をPSに登場させることができるため不要なリソースリンクイベントをトラッシュに落としIGOBの効果コストで戻すことで更にパンチ数を稼げる可能性が出てきます。
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↑相手のイデアドライブを避けられる打点カード。
パワーも結構出るので相手のPSを一撃で抜くことも可能。

また今回の構築はアイコン帯、メイン枠と合わせて
12種×4枚(48枚)+門+STカードの最小のカード種類で構築しています。
この構築は以前ハヤトさんが言っていたことをそのまま使っています。
利点としては
①構成カード種類が少なく全て4枚のため引きムラが少ない。
②初期リソースやライフに1枚落ちたとしても残り3枚が山にある計算になるのでリカバリーが効きやすい。

があるので個人的には結構気に入っている構築になります。
(あくまで個人的所感です。)



回した感想

このデッキ自体作ったのは10月末なので直近2週の土日に回してきました。
感想としてはものすごく打点と面が取りやすく、万が一耐えられたとしてもPSにパルチザンを残せるので受けもそれなりに優秀でした。
そして元々の課題であった展開面についてはリソースに見えやすくなり、安定して”【運命剣臨】精霊樹ユグドラシル”から大型を射出できるようになりました。
このデッキを使ったゼクスタですと11/14、11/15の2日間ですが8試合にて使用し6勝2敗とそれなりの戦績を出すことができました。

ただ何度か回した中でリゲルは超難敵でした。イデアドライブ2発*1+ベストパートナー リゲルを掻い潜るのはなかなか厳しいものがあります。ここに”リゲル☆クリスマスまで”重なろうものならあと1点すら遠く感じます。
打点は出るものの受けが固いデッキはどうにもこうにも辛いところがありました。


最後に

今回は久しぶりにヴェスパローゼの記事となりました。
回してて楽しいのはもちろんですが間にいろんなデッキを挟んでる分久しぶりに回すとまた違った感覚に浸れたのでなんだか不思議な感覚でした。
次のヴェスパローゼの更新予定は12月の新弾カード公開後で考えていますので次回は新弾発売日前日にマジカルの記事をあげるつもりでいます。

ではここまで読んでいただきありがとうございました。

*1:イベント効果と起動効果

第88回 新生マジカル

前回特別企画ってことで書いたダァ謹製の白単ミーリィ。
土曜日に公開したのですが二日間のPV数がその前に書いた僕のType記事を越えました。
中身の文章は僕が書いてるので閲覧数が増えたのは嬉しいのですが、他人のデッキを乗せたら閲覧が増えたというのはなんかうれしいような悔しいような…
少し複雑な気分の白米です。
前回のミーリィって何ぞという人は下にリンクを入れておきますので是非どうぞ。
hornet-hakumai1010.hatenablog.com

だいぶ話がそれました。
今回は先日発売の最新弾にて強化をもらった複合種族カテゴリ"マジカル"について書いていきます。
全体的な効果としてはリソースにあるイグニッションアイコンの枚数を参照し効果を発動させる”ゼロオプティマ”(以降ZO)に関する能力を持ちます。
なのでリソースにアイコンを集める効果、特定の場所でアイコンを持つ効果を多く持ちます。いかにリソースにアイコンを貯められるかが大事になるデッキです。
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↑少し前に登場したスイート・マジカル リリアン。ZO5でアイコンを持ち、リソースのアイコンの数×1000パワーが上昇、リソースのアイコン2枚を山に戻し隣接ノーマルスクエアの相手ゼクス全てをリソース送りというがっつりZOに寄った効果

今回の新弾ではマジカルを含め他の複合種族にも強化が入ったのはみなさんご存じの通り。では他の複合種族同様4種の強化をもらいデッキはどうなったのか早速見ていきましょう。


【デッキ構築】
今回強化をもらって組み直したマジカルはこんな感じになります。

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デッキの写真についてはつい昨日Twitterに上げたやつになります。
メインデッキに一気にマジカル名称が増えかなりカテゴリーとしては安定した動きができるようになりました。
新規のカード、既存のカード双方のマジカルが無理なく採用しやすいので4枚ずつ採用。

ヤグルマオオセイボウは後述するパステル・マジカル ミュオを踏み倒せる&リソースのアイコン枚数の維持ができるので今回採用しました。
その他に最速2T目にプリムラを踏み倒せる可能性もあります。


今回の新規カード
じゃあ追加されたカードたちは何ができるのか、簡潔にですが説明します。今回追加されたマジカルはさきほども書いたように全4種です。
ファンシー・マジカル ソフィー
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登場したときにリソースを入れ替える自動効果。
3C+トラッシュのアイコンをリソースに入れることでリソースから登場する起動効果持ち。
個人的に結構評価しているカードで1T目にコレンゲから入ることができ、なおかつコレンゲが破壊されていた場合このカードをリソースから起動させることでコレンゲをリソースに入れ、コレンゲの効果*1を誘発させることが可能になります。
ターン制限も無いので出してリソに戻せば再度登場することも可能です。

グロウ・マジカル ピペリー
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リソース7以上、緑2Cと手札のマジカル名称1枚をトラッシュに置きリソースから登場する効果と登場時トラッシュからアイコンを持つカードを1枚リソースに置く効果を持ちます。
手札を切るのが少し痛いかもしれませんがリソースに置きたいアイコン持ちを置けばそのままリソースに置くこともできます。
コレンゲをコストで切ってそのコレンゲを入れるなんて芸当も可能です。
このカードも同じくターン制限がありません。

ラブリー・マジカル ポルチュ
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ZO参照でパワー5000、自身のスリープと緑1Cにてリソースからマジカル名称を回収しトラッシュのアイコンをリソースに入れることができます。現状回収効果は何とも言えないところですがパワー上昇効果は割と嬉しいところでもあります。
初期リソに左右されますがそれ次第ではいきなりパワー5000を投げることができます。

パステル・マジカル ミュオ
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リソースとトラッシュでアイコンを得る効果。
ZO5でリソースと手札でコストが2下がり、ZO8でリソースのマジカル名称1体を自分のPSに踏み倒します。
個人的に待ち望んだリリアンの踏み倒し役です。自身もアイコンを持つ効果があるのでリソースではZO参照できるカードかつコスト軽減で4になれるのでリソースから踏み倒せる範囲が大幅に広くなります。
上述したヤグルマオオセイボウやディンギル枠だとずっと一緒に くまのもも(ニヌルタ互換)などの圏内に入ってきます。

【簡単な立ち回り】
では次は簡単な動きを書いていきます。
まず大事なのはマリガン基準です
最大の理想は
”ヤグルマorソフィー+コレンゲ+プリムラ+アイコン”ですがかなりピンポイントすぎるので妥協できる箇所として
”アイコン+2T目始動カード”ぐらいを目標にしましょう。

ゲーム開始からはいかにリソースにアイコンを貯めるかを最優先で考えましょう。あればあるほどいいですがミュオの効果を使うために必要となるZO8を最低限として目指します。

序盤プリムラをヤグルマ、タケノコなどで踏み倒し積極的に使い回してリソースにアイコンを持つカードを貯めていきましょう。もちろんソフィーやピペリーを使用してもいいのですが、使いすぎると後半で相手を叩くためのカードが無くなるので注意です。基本的にマジカルはアイコンしか入れられないのでトラッシュに落ちるとどうしても一度ビーガイストを経由しなくてはいけなくなります。

ある程度溜まればミュオを登場させ盤面を埋めていきましょう。ここではPSに立てるマジカルはリリアンとして考えていきますがルートとしては主に2つあります*2
①ヤグルマオオセイボウ→ミュオ→リリアン
②くまのもも→ミュオ→リリアン

このデッキの場合はこの2ルートがメインとなります。
①のヤグルマオオセイボウ経由の場合ディンギル権が残るので一度PSに別のマジカルを登場させてからディンギルからくまのももで別のミュオからリリアンもアリだと思います。
ただこの場合リソース総数が5ぐらい減るので一度経由するするのであればプリムラが筆頭候補かなと思います。

点の刻み方は上述したピペリーやソフィーをリソースから出して”神辣蜂姫 魔針のヴェスパローゼ”等でリソースに戻し再展開する形。
または有り余るリソースを活かしコルチメコプトを連打して殴りに行く形の2種となります。

【他採用候補カード】
・龍眼の支配者 ロンガンカギバ
リソースの枚数に応じて効果を得るパワー12000の超大型ゼクス
13枚あれば盤面のプラセクトの数だけ敵味方問わずリソース送り。20枚以上でコスト6以上のプラセクトに相手ゼクスの効果で選ばれなくなる耐性を付与します。
主に盤面除去と連パンの為の面空けに使います。
踏み倒し方法*3と準備さえクリアできれば採用は見える。
・散弾旋蛾 サムホークモス
個人的に”ワンチャンないかなー”考えてるカードです。
能力もZO3で発動するのでよっぽどが無ければ発動条件は満たせるのも◎。
こちらも除去と連パン面空け要員。
・パフュームメイカー シャボン
以前ユーディでも紹介したカード。用途はもちろん面空けなのだが今回のようなプラセクトを中心に据えた構築だとリソースに落ちると回収がほぼ効かないため採用するのであれば”プロダクションの花 ミラー”と併用したいところ。

【最後に】
というわけで今回はマジカルについて雑かもしれませんが書きました。
いざ使ってみるとめちゃくちゃな勢いでリソースのアイコンが増えるのでZO8の達成まではあっという間です。
初期リソースとその後の手札次第では早いタイミングでリリアンがライフやIGから出てくることもあるでしょう。また現時点で碧杖契騎 バジルバジル×マジカル・リリアンといった新規が公開されいまからとても楽しみなデッキとなりました。


今回はここまでになります。
次回は何を書くか未定ですのでまた適当に何か書き上げます。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。

*1:コスト4以上のマジカルの能力で置かれた場合デッキトップをリソースに置く効果

*2:ここではリソースからの踏み倒しを想定

*3:一番簡単なのはディンギルの双斧断滅斬 マンティスバーグから出す

第87回 特別企画『白単ミーリィ』feat.ダァ

はい、最近Youtubeにて何かしらの編集した対戦動画上げられないかなって思ってる白米です。
チャンネルは元々ありますし、動画もあるんですが如何せん斜め方向からの撮影なので見づらいこと…
ただ根本的に編集スキルが無いのでまずはそこから勉強ですね←

さてさて前回記事最後に入れました次回予告を盛大にタイトルで裏切っていきましたがそういうことです。

というわけで今回はチームアルストロメリア、”桑山千雪”担当のダァが作成した白単ミーリィです。
皆さんよくご存じの通り、あの『所沢ネフライト』、通称『ヘルテン』産みの親です。
発売から時間がだいぶたってるので大まかなカード紹介などは割愛します。各自調べて下さい。


デッキ内容

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なんと珍しく95%ぐらいまともにミーリィです。
これは何かの幻でしょうか、いいえ現実です。
※あくまで筆者(白米)の所感です。
まぁ冗談はさておき先程言ったようにほぼミーリィで固められていますが、採用カードで結構個性がでているなって感じです。

注目カード
では今回注目したいのはちょっと控えめにしれっと入っているこのカード、”恋が爆発 モテッツ”
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デュナミスに表向きのカードが2枚あるとライフでアイコンを得る常在効果と白2リソ払うことでこのカードをライフに入れ、そのライフから任意のカードを1枚手札かチャージに加えた後、チャージから3C以下のゼクスを登場させる起動効果を持ちます。

いわゆる連パン要員ですね。
このカードから出せる3C以下のカードには優秀なカードが多く、
”じゃがいも初収穫 ミーリィ”
”子供たちのお姉さん ミーリィ”
”可愛いミーリィ”

と選り取り見取りとなっています。
上述通りモテッツの効果でチャージに置くこともできるので、踏み倒したいカードをライフから引っ張ってきて後続のミーリィに繋げることも十分できます。

個人的な見解ですが相手を押し切るだけの打点を作りにくいミーリィに起爆剤として入れることで打点、連パンをしやすいようにしたのでしょう。
実際に白2とチャージが続けばあっという間に面が埋め尽くされ、パンチ数も増えること、またモテッツ自身は当然のごとくエンジェルなので各種エンジェル指定の踏み倒し(キュートアテンダント ミーリィ等)に対応できるのも強みです。

なのでVBミーリィorじゃがいもミーリィ登場*1
→子供たちのお姉さん ミーリィ登場
→キュートアテンダントor可愛いミーリィ*2
と登場させていけば最後に再びモテッツが登場するので白2が続けばもう少しパンチ数を稼ぐことができます。

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↑モテッツからの踏み倒し候補達。
みんなとても優秀。

といった感じでミーリィに足りなかった打点の部分を補うことで瞬間的にでも火力が出せるようにしたデッキですね。
STミーリィが複数積みなのもチャージに任意のカードを置くことでモテッツから展開したいカード等を置きやすいようにとの理由でしょう。
やはり任意でチャージを増やせるカードが弱いわけがなかった。


感想
今回は自分のデッキではなくダァのデッキを紹介する形になりました。
【ボルコン】、【ヘルテン】*3となかなか思いつかないようなデッキを作りあげてくる彼ですが、今回はこのような形でミーリィに足りなかった連パン性能を強化してきました。
やはりこういったデッキは見せてもらったこちらとしてもそれなりに納得できましたし感心しました。
嘘です。わりとちゃんと納得して尊敬しまし…いや尊敬まではいかないか。
兎にも角にもこういった違う視点からデッキを作りあげるという遊び心とそれを形にできる構築力はさすがだなと思います。
わりとデッキ考えるときも違う視点からアイデアをくれるので新しい発見とかひらめきをもらえます。
(時々吸ってるとしか思えないような事も言ってくるけどな…

では今回はここまでになります。
次回は特別企画第2弾か普通の記事のどちらかを書く予定です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

*1:VBはプレイ登場効果なので注意

*2:可愛いミーリィはチャージ枚数注意

*3:両方z/xで作ったデッキです