白米のZ/X~徒然語~

白米(@HaKu_Mai25)が書き綴るZ/Xブログ。CSの参加記とかヴェスパローゼとかの緑系デッキ構築が9割。当ページはZ/X公式サイト(https://www.zxtcg.com/)の画像を利用しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。

第35回 紅姫プラセクト~姫と共存できるのか~

おっす白米だぞ!
夏本番なのにこの上がり切らない気温。もっと夏っぽい天候にならないかなぁ。
俺のテンションは年中「HOT LIMIT/T.M.REVOLUTION」並みに熱いんですけどねぇ()

てなわけで夏と言えば昆虫、昆虫と言えばプラセクト!だからやっていきますよデッキ紹介!
え?無理くりすぎないかって?時には無理くりつなげるのも大事だよ。

1.プラセクト紅姫とは

今回上げるのは一時期ちらほら見えた”プラセクト紅姫”、通称”蟲紅姫”です。
戦い方は単純に言うなら”紅姫から大型のプラセクトを叩きつけて圧殺する”といった感じです。
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まさにゼクスレアといわんばかりのド派手な効果。いきなり大型が飛んでくるのはまさに圧巻。


プラセクトの大型で使いやすいカードと言えば筆頭はもちろん”四皇蟲 断絶刃王マンティスバーグ”
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リソース13枚以上で1コスト支払い、ノーマルスクエアのゼクスを任意の数だけ選びリソースに送る効果をもつ言わずと知れた強カード。自分のゼクスも戻せるので面空けにもつかえるのが優秀。パワーも11000あるので1パンで持っていかれる相手が少ないのも特徴です。出したパーツをリソースに戻して紅姫で再度射出できます。
ほかに出てくる大型といえば誘いの林檎 アップルカメレオン
コスト4支払うことでリソースのプラセクトを大きさ関係なくノーマルスクエアに呼び出せます。ちょっとばかりコスト4が重いのがネックなところ。
最大クラスだと龍眼の支配者 ロンガンカギバ

登場時にプラセクト参照で任意の枚数ゼクスをリソース送る効果と、規定のリソース以上でコスト6以上のプラセクトは相手のゼクスの効果を受けないという擬似的な絶界を付与します。

このほかにも捕虫軍曹オネマアシダカなど結構な数の大型サイズがゴロゴロといます。
そいつらを叩きつけてパワーで圧倒するデッキです。

ただこのデッキ問題点がひとつあります。
それはこのデッキ最大の矛盾ともいえる問題でこのデッキにとって紅姫がノイズという点です。

2.なぜノイズなのか?

ここから先はあくまで個人的な見解になりますが、僕はこのデッキを組んでしばらくしてからこのデッキを崩しました。理由は先程述べたように紅姫がノイズになるからです。

ではなぜ、紅姫がノイズなのか。
それはプラセクトそのものの性質にあります。
プラセクトはホウライや、リーファーなど他の緑と違って基本的に同族、プラセクトそのものの回収・踏み倒し・強化に秀でています。
これが何を意味するのか、それはプラセクト自体には紅姫を手札に回収する手段がほぼない、ということです。

誰も紅姫を回収できない以上、手札に紅姫をキープしておくことが最重要になります。
引けるならそれでいいのですが、プラセクト紅姫最大の武器はそのブースト力を活かした、【セコイア→イシュタル←ヘルソーン】の流れがあります。
実際の動きは2ターンに別れているのですが、2ターンでリソースを8枚動かすことができます。その過程で紅姫がリソースに埋まれば回収する手立てがないのです。
回収手段として紅葉狩りを入れるといった方法もありますが、その紅葉狩りそのものも埋まってしまえば回収できない上に最悪の場合ヘルソーンのブーストの出力を落とす要因になります。

紅姫の条件は揃えやすい、だが紅姫から展開するには手札になんとしても紅姫を引き込む必要性があるのです。その引けるかどうかは実際のところ運です。ウェイカーでプリニー等を使って回収すればいいのかもしれませんがその段階で12リソースの消費とリソースから紅姫の達成条件となるカードをデッキに戻さざるを得なくなる場合もあり、回収しても続いて出せる条件がリソースにない、そもそも出すだけのリソースが足りない、それが起こりかねないのです。
仮にホウライで組むのであれば7コストの菖蒲などリソースから紅姫を回収する手段は豊富にあります。また若武者リンドウや
まほらの紅姫の存在も大きくホウライ軸の方が安定した出力で叩きつけることができます。

なので私個人は紅姫を抜いてプラセクト
シンプルにビートダウンをするデッキに変えました。次弾で出る新規プラセクトを組み入れたビート型にしていこうと思います。

以上、私がプラセクトにとって紅姫がノイズだという個人的見解でした。
ただしあくまで一個人の考えであり、そうじゃないと思う方もいるはずです。
いいデッキが組める方はもちろんそれでいいと思います。私にはそれまでの力はありませんでした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。ご意見ご感想あればコメントしていただければと思います。